
【音楽】
『ドリアカ』参加の日本人ウア&メイ、米国への挑戦理由や憧れ明かす「チャンスを逃せない」 LE SSERAFIMとのサプライズ対面には大興奮【インタビュー】

BTSらを擁するHYBEとアメリカのGeffen Recordsによるグローバルガールグループオーディション『The Debut: Dream Academy(ドリアカ)』(以下Dream Academy)。「K-POPの育成・開発システムに基づいて、アメリカを拠点とするグローバルなガールグループ」の誕生を目指すこのプロジェクトには、世界中のさまざまな国と地域から12万通を超える応募があり、6000倍というし烈な競争を勝ち抜いた練習生たちが参加している。
【別カット】日本人練習生ウア、キュートな笑顔 メイは可憐な姿
ミッション1を通過した18人の練習生たちは、アメリカから韓国に移動し、現在ミッション2に挑戦中。今回は、Dream Academyに参加している日本人練習生のウア(15歳)とメイ(18歳)にインタビューを行い、オーディションに出演したことへの反響やアーティストを目指したきっかけ、多様な練習生たちと過ごす中での思い、そして9月29日に公開を控えているミッション2のパフォーマンスの注目ポイントなどについて聞いた。
■グローバルオーディションへの参加で感じる、世界中からの応援
――Dream Academyに参加する練習生がお披露目された会見から約1ヶ月が経ちました。オーディション番組の配信が始まって、反響は感じていますか?
メイ:WeverseやSNSでたくさんのコメントを見させていただいています。さまざまな国の方々がいろいろな言語で応援メッセージをくださっているので、翻訳機能を使いながら日々見ています!
ウア:家族からの連絡で「こんな応援のメッセージがあったよ!」と教えてもらって見ています。
――世界中の人から応援をもらって、どんな気持ちですか?
ウア:世界中からいろんな言語でコメントがきているのは不思議な気持ちです。でもどれもありがたい言葉ばかりで本当にうれしいです。
メイ:私は今でも「注目してもらっている」という実感はあまり湧かなくて。まだファンの方にお会いしたことがないので不思議な気持ちでいっぱいです。でもすごく応援してくださっているのが伝わるコメントばかりで本当に励みになっているし、「次のミッションも頑張ろう!」という気持ちになれます。
■憧れのアーティストとアーティストを目指すようになったきっかけとは
――2人がアーティストになりたいと思ったきっかけは?
ウア:私は2歳からずっとダンスを習っていて、小学生の頃から大きなイベントや舞台に立ってきたのですが、もっと大きなステージで、もっとたくさんの人の前でパフォーマンスがしたいと思ってアーティストを目指すようになりました。
メイ:私は小学生のときにTWICEさんのパフォーマンスを見たことがきっかけでした。K-POPが大好きな姉と一緒に見ていたらどんどんハマっていって。小学5~6年生のときにテレビに出ていたTWICEさんが本当にキラキラ輝いていて「こんな風になりたい!」「こんな風に愛される人になりたい!」と思って目指すようになりました。
――憧れのアーティストや目標としているアーティストはいますか?
ウア:私はBLACKPINKのリサさんが大好きです。小学生の頃から好きなのですが、ダンスにキレがあって、見ている人を魅了するパフォーマンス力もあって。目が離せなくなるくらいの美しさでいつも圧倒されています。
メイ:私はTWICEのサナさんです。常に明るいエナジーを放っていて、見ているだけで幸せになれて元気がもらえる存在です。そしてステージの上ではどんなコンセプトも消化されていて、本当に目を奪われるんです。私もそんなアーティストになりたいと思っています。
――Dream Academyに参加することになったきっかけは?
メイ:私は練習生をしているときにこのオーディションの話を聞いて、チャンスを逃すわけにはいかないと思って応募を決めました。
ウア:私は通っていたK-POPのダンススクールで募集を見て、アメリカの事務所なら私がやってきたヒールダンスが生かせると思ってオーディションを受けました。
■異国の地で感じた不安や悔しさ…どう乗り越えた?
――最初はアメリカ、そして韓国へと、しばらく日本から離れて過ごしていると思いますが、家族や友達が恋しくなったり、不安や困難を感じたりすることはありますか?
ウア:日本が恋しくなることはないのですが、英語で話しかけてもらっても相手が言っていることを十分理解ができないのが悔しくて、申し訳ない気持ちになりました。
メイ:私も家族や友達が恋しくなったり、そういったことで不安になったりすることはないのですが、まだ英語で深い話までできないのが悔しいです。日常的な会話は問題なくても、自分の悩みや気持ちを十分伝えられる程には話せないので。本当は他の練習生ともっと深く関わりたいし仲を深めたいです。
――この期間で英語は上達しましたか?
メイ:英語については勉強するしかないです! 聞かなくてもいいような、知っていることも英語であえて聞いてみたり、とにかくどんどんアウトプットして英語を伸ばしています。まだ悩みもありますが、プログラムが始まったときよりは理解できるようになりましたし、話せるようにもなりました。
――パフォーマンス面では?
ウア:初めて他の練習生のパフォーマンスを見たときに、とにかく圧倒されて。この中に混じって溶け込めるのか、自分を表現できるのか、と考えてすごくプレッシャーを感じました。それでもトレーナーの方のレッスンやアドバイスを受けているうちに自分の成長を感じたり、メンバー同士がまとまってきたのも感じたりして、自信を持てるようになりました。
■頑張れる理由は「憧れ・大好きだから」
――決して楽ではない環境の中でも頑張ることができる理由、モチベーションは?
メイ:私が頑張れているのは、Dream Academyのようなプログラムに参加することをずっと望んでいたからです。今までいろんなオーディションを受けてきたのですが、毎日たくさん練習をするような環境に飛び込みたかったんです。憧れてきた世界で、そしてHYBEのような大きな会社でレッスンを受けられることが光栄でドキドキしているし、ふとしたときにそれを思い出して興奮しています(笑)。それが私のモチベーションになっているんだと思います。あと、みんなで練習をしているときも楽しいのですが、それを頑張った後に待っているご飯の時間が幸せですね。
ウア:私は、ダンスをしているときが、本当に幸せなんです(かみしめた表情)…。私にとってダンス自体がモチベーションで、生きる糧です。ご飯やお風呂と同じくらい、私にとっては“生きるのに必須なもの”です。そしてダンスをした後にはご飯が待っているので、最高です(笑)!
――ここまでのDream Academyを通して得た、最大の収穫や学びは何ですか?
ウア:オーディションに参加している練習生は、みんな自信に満ち溢れていて、それがパフォーマンスや行動、日常の生活にも表れているんです。みんなのそういうところを尊敬しているし憧れています。私も「そんなふうに自信を持てるようになりたい!」と思って、ずっと練習を頑張り続けてきたらだんだんと自信を持ってパフォーマンスができるようになりました。あと、私は元々人見知りで、最初はみんなに話しかけられなかったり、あいさつくらいしかできなかったりしたのですが、みんなとてもフレンドリーで元気な人たちで。一緒に楽しく騒いでいるうちに話しかけられるようになりました。最初の頃より、コミュニケーション能力は付いたと思います。
メイ:私は積極性の大切さを学びました。何事に対しても自信を持って取り組んで、自分を押し出していく力が大事だと感じましたし、トレーニングやオーディションを通じてそれが身に付いたと思います。ウアちゃんが言っていたように、他の練習生のみんなのパフォーマンスから自信がにじみ出ているのを見て「それに負けてられない!」という気持ちで取り組んできた結果、自信が得られるようになったことは、私にとってとても大きなことだと思っています。
■LE SSERAFIMにもサプライズ対面!ミッション2パフォーマンスの見どころは?
――ミッション2の内容が発表されて、2人はLE SSERAFIMの「FEARLESS」をパフォーマンスすることになりました。先日、サプライズでお会いされたようですね?
メイ:はい、もう「現実!?」って信じられなくて、大興奮でした。今思い出しただけで