【アニメ】
『ジョジョ』好きなセリフ&シーンは? ディオがダニー蹴り飛ばす…宮野真守「そこにシビれる!あこがれるゥ!」

ミュージカル『ジョジョの奇妙な冒険 ファントムブラッド』ディオ・ブランドーを演じる宮野真守(C)荒木飛呂彦/集英社


 ミュージカル『ジョジョの奇妙な冒険 ファントムブラッド』(東京・帝国劇場で2024年2月6日~28日に上演)の製作発表記者会見が16日、都内のホテルで行われた。Wキャストとなる主人公のジョナサン・ジョースター役(ジョジョ役)の松下優也、有澤樟太郎、宿命のライバルとなるディオ・ブランドー役の宮野真守ら、キャスト・スタッフ9人が登場した。



【動画】【ミュージカル ジョジョ】松下優也、宮野真守、有澤樟太郎ら豪華キャスト登場!ディオ名台詞も披露!



 記者より「原作漫画で好きなシーンやセリフはありますか?」と聞かれた松下は「めちゃくちゃあるんですよ! やっぱり一番最後ですかね、ラストの…。みんながこれから言う好きなシーンがなくなりそうなくらいあります!」と興奮。



 有澤は「個人的に衝撃だったのは、ディオが(ジョジョの愛犬)ダニーを蹴り飛ばすところが衝撃的でした! 初めて読んだ時に衝撃を受けました。こんな描写があるんだと」と話すと、松下と宮野も「わかる~!」と納得していた。



 一方、宮野はディオの名シーン&セリフがたくさんあるということで、「あげたらキリがない」とし、「ディオが言われたセリフで好きなやつ。『ジョジョ』ファンだったら誰もが言いたいんじゃないかな? なので、きょう、言ってみましょうか」とニヤリ。



 そして、記者席に向かってディオの子分的なキャラが言い放った名セリフ「さすがディオ! おれたちにできない事を平然とやってのけるッ」を言い、記者席を見て「せ~の! そこにシビれる!あこがれるゥ! …全然言わないじゃないですか!」と静まる記者たちにツッコミ。



 この時、記者たちは宮野が面白いことを言いそうだということで、写真撮影に集中しており、宮野の呼びかけに応えることはできなかった。



 この姿に宮野以外の登壇者は大爆笑で、すべったような形となった宮野は「絶対みんな言えたでしょ! 僕の大好きなセリフです!」と嘆いていた。



 この日、登場したのは松下、有澤、宮野のほか、ジョナサンの想い人であるエリナ・ペンドルトン役の清水美依紗、貧民街の悪党だったが“ジョジョ”の仲間となるスピードワゴン役のYOUNG DAIS、闇の力に対抗する<波紋法>を“ジョジョ”に伝授するウィル・A・ツェペリ役の東山義久、廣瀬友祐Wキャスト、“ジョジョ”の父親でディオを養子として迎え入れるジョースター卿役の別所哲也、脚本・振付担当の長谷川寧氏。



 同ミュージカルは、人気漫画『ジョジョの奇妙な冒険』(作者:荒木飛呂彦)シリーズの世界初となる舞台化作品で、原作漫画の第1部『ジョジョの奇妙な冒険 ファントムブラッド』の世界をミュージカルで表現。



 『ジョジョ』シリーズの全ての始まりとなる「第1部 ファントムブラッド」をベースにミュージカルとして上演し、19世紀末のイギリスを舞台に、主人公ジョナサン・ジョースターと運命的な出会いを果たすディオ・ブランドーを中心に、<謎の石仮面>をめぐる熱き戦いと奇妙な因縁を描いた壮大な物語が展開される。



 1987年より週刊少年ジャンプ(集英社)にて連載が始まった荒木氏の人気漫画『ジョジョの奇妙な冒険』は、ジョナサン・ジョースターとディオ・ブランドーという2人の少年の出会いから始まるジョースター家の血縁と因縁を描いた大河作品。第1部から第9部まで部ごとに主人公が代替わりしていくという、独特の手法で描かれている。



 コミックスのシリーズ累計発行部数は1億2000万部以上で、印象的なポージング、斬新な擬音、特徴的なセリフまわしと、そのオリジナリティ溢れる世界観は世界中で支持を集めており、ゲーム化、テレビアニメ化、実写映画&ドラマ化もされる人気作品に。現在、漫画の第9部『The JOJOLands』が『ウルトラジャンプ』で連載されている。



■ミュージカル『ジョジョ』あらすじ

 19世紀、イギリス――。貴族階級の一人息子、ジョナサン・ジョースター(松下優也/有澤樟太郎)は、“ジョジョ”の愛称で呼ばれ、父ジョースター卿(別所哲也)の厳しくも温かい教育の下で“本当の紳士”になるよう育てられていた。



 そのジョースター家に、スラム街で生まれ育ったディオ・ブランドー(宮野真守)が養子として迎え入れられる。病死した父ダリオ・ブランドー(コング桑田)が、かつてジョースター卿の命を救った恩人であったため、ジョースター家に引き取られたのだった。



 二人は対等に育てられ、逞しく成長していくが、ディオは、“ジョジョ”の全てを奪おうと画策していた。愛犬ダニーや友人たち、初恋の相手エリナ・ペンドルトン(清水美依紗)、ついにはジョースター家の財産までも次々と侵略していこうとする。ディオの邪悪な企みに気が付いた“ジョジョ”は、ロンドンの貧民街・食屍鬼街(オウガーストリート)に向かい、そこで仲間になったスピードワゴン(YOUNG DAIS)の協力を得て、ディオの陰謀に加担したワンチェン(島田惇平)を連れて屋敷に戻る。



 絶体絶命となったディオは、ジョースター家に飾られている、闇の力を持つ<謎の石仮面>を利用し、強大な力を得る。圧倒的な力を手にしたディオに対抗するため、“ジョジョ”は<謎の石仮面>を追い続けるウィル・A・ツェペリ(東山義久/廣瀬友祐)の厳しい修行に耐えて<波紋法>を体得し、スピードワゴンとともにディオとの決着をつける旅に出る。



 一方、ディオは切り裂きジャック(河内大和)や伝説の騎士たちなどを従え、邪悪な帝国を築いて“ジョジョ”の訪れを待つ。“ジョジョ”とディオの長きにわたる因縁が、その奇妙な冒険が、いま始まる。



■公演概要

【東京公演】帝国劇場

2024年2月6日(火)初日~2月28日(水)千穐楽

チケット一般前売日:2023年11月25日(土)

【全国ツアー公演】

札幌文化芸術劇場hitaru

2024年3月26日(火)初日~3月30日(土)千穐楽

兵庫県立芸術文化センターKOBELCO 大ホール

2024年4月9日(火)初日~4月14日(日)大千穐楽



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