【エンタメ総合】
アスリートに総額400万円の活動応援費 古田敦也らレジェンドが審査「応援したいと思わせる力も必要」

『AthTAG GENKIDAMA AWARD 2023』囲み取材に登壇した(左から)古田敦也、野村忠宏、本郷汰樹、伊達公子、潮田玲子 (C)ORICON NewS inc.


 日本初のアスリートと企業の「相互支援型の社会貢献活動」となるAthTAGによるピッチコンテスト『AthTAG GENKIDAMA AWARD 2023』が21日、都内で行われた。柔道・野村忠宏氏、テニス・伊達公子氏、野球・古田敦也氏、バドミントン・潮田玲子氏らレジェンドアスリートがゲスト参加し、大賞には陸上100mの本郷汰樹選手が選ばれた。



【写真】大賞に選ばれた陸上100mの本郷汰樹選手



 同アワードは、世界を目指す現役アスリート“ミライアスリート”による、初めてのピッチコンテスト形式で2023年度のNo.1アスリートを決定。ミライアスリートが自らプレゼンテーションを行った。



 大賞のほか、AthTAG副賞にライフセーバーの三井結里花選手、野村忠宏賞に柔道の服部辰成選手、伊達公子賞にテニスの石井心菜選手を表彰。AthTAG大賞は100万円、各賞合わせて総額400万円がトレーニングや大会遠征などの活動応援費として授与された。



 100メートルで9秒台を出すとプレゼンで宣言していた本郷選手について、野村は「本郷選手は巻き込む力があって、プレゼンに聞き入りました。もちろん、10秒の壁を破るというのは、本当になかなかハードルが高いし、並み大抵のことじゃないと思うけど、本郷選手はやるんじゃねえのって思わせてくれた。その力を信じてね、我々は応援していきたいなと思います。頑張ってください」とエールを送った。



 また伊達は「本当にハードルが高いとはいえ、だからこそ、やるだけの価値がある。そしてこの先の未来に十分可能性を感じられた」と期待を寄せると、古田は「やっぱり競技の魅力以外に、本人の魅力を伝えて、応援してみたいなと思わせる力もアスリートにとって必要だということを、改めて感じられる機会でした。おめでとうございます」と祝福した。



 潮田も「何度もプレゼンの中で皆さんをワクワクさせたいんだとおっしゃっていましたが、ここで大賞を取ったということは、本郷選手にワクワクする気持ちが想像できたと思う。だからこそ、皆さんの期待を裏切ることなく、精一杯頑張って私たちをワクワクさせてください!」と鼓舞していた。

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