【経済・トレンド】
evercook、ブランド初の調理家電を発表 スタイリッシュな2枚組ホットプレートに小倉優子も感動

『evercook』新製品発表会に参加した小倉優子 (C)ORICON NewS inc.


 ドウシシャが展開するキッチンブランド「evercook」が、初の調理家電製品「evercook DECO DUO GRILL」を発表し、クラウドファンディングサービス「Makuake」でプロジェクトを開始した。これに先立って21日、都内で新製品発表会を開催。同ブランドのイメージキャラクターを務めるタレントの小倉優子らが参加した。



【写真】コンパクト!『evercook DECO DUO GRILL』収納時



 evercookは、2012年から「ずっと使いたくなる」をコンセプトに掲げてフライパンを中心としたキッチン用品を販売し、これまでに累計販売枚数700万枚を突破した。今回発表された「evercook DECO DUO GRILL」は、2枚組のホットプレート。構想から3年、開発に2年半の月日を費やした新商品となる。



 各プレートで火加減がそれぞれ調整できるため、片面で焼き、片面で保温という使い方も可能。1面だけで使用することもでき、卓上の省スペース化に寄与する。1面使用時のサイズはおよそ幅28×高さ8×奥行30センチ、2面使用時のサイズはおよそ幅42×高さ8×奥行30センチ。



 本製品のプレートには、シーズヒーター(※ニクロム線を金属製のさやで被った加熱エレメント)を埋め込んだ独自の鋳込みヒーターが採用されており、焼きムラが生じづらい。さらに、プレート裏面にも反射板が取り付けられているため、片面600ワットの出力でありながら、高火力・高熱伝導率を実現する。



 2枚のプレートの間には、余分な油を落とすためのスリットを搭載。スリットに落ちた油は油受け容器へ流れ落ちる設計となっている。また、170~200度の温度設定時には、油ハネや油煙を抑える減煙モードとして活躍する。油受け容器はフッ素コーティング仕様で、プレート部分は取り外しが可能なため、丸洗いができる。



 デザインでは、使用時のみならず収納時のコンパクトさも考慮された。プレートが取り外し可能な本製品では、本体脚部のマグネットに収納バンドを束ねることでパーツをバラつかせることなく収納できる。折りたたみ時は、収納アイデアの1つとして用いられるファイルボックスに適したサイズ(幅22×高さ30×奥行11センチ)となり、付属の収納袋で手軽に持ち運べる。



 小倉は2018年からevercookのイメージキャラクターを務め、オリジナルカラーのフライパンの発売やキャンペーン活動などを行ってきた。この日の発表会では、「スタイリッシュでオシャレ。私はよく自宅でホットプレートで焼肉やサムギョプサルをやっているんですが、『もっとこうだったらいいな』と思っていたことが全部実現されていました」と絶賛。



 「火の通りが早くて焼きムラがなく、油ハネもしない。火の温度が高いからおいしく焼ける。あと、下味を付けてから焼くと焦げやすくなるんですけど、キッチンペーパーでサッと拭けばコゲが取れる」と気に入ったところを次々に上げていき、イチオシのポイントを聞かれた際には「全部うれしいポイントなので選べない…」と頭を抱える場面も。



 一足先に自宅で使用した際には「子どもたちも感動していました」と言い、「子どもが3人いると外食をするのも大変なので、よく子どもたちの友だちも呼んでお家でご飯を食べるんですが、これからどんどん“おウチ焼肉”をやろうと思います」と笑顔を見せた。

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