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嵐莉菜が告白「間宮祥太朗は“お兄ちゃん的存在”」 共演した吉川晃司との会話に父親「ずるい」【オリコン ライターズ】
顔出しNGの敏腕ライターたちが、いま注目のタレントの素顔に迫る『ライターズ!』(日本テレビ系)。31日の放送(深1:30~)は、間宮祥太朗が主演を務める日本テレビ系ドラマ『ACMA:GAME アクマゲーム』(4月7日から毎週日曜 夜10時)に出演する嵐莉菜が登場する。
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■漫画実写化ドラマへの出演で「2つの夢が叶った」
『ACMA:GAME アクマゲーム』は、“究極のデスゲーム”を超VFXで実写化するサバイバル・エンターテインメント。本作でアイドルグループ「SUPER FUNKY PIXIEs」のメンバー・式部紫を演じる嵐は、ファッション誌『ViVi』(講談社)の専属モデルとして活躍する傍ら、2022年公開の映画『マイスモールランド』で主演を務め、数々の国内映画賞で賞を受賞した注目の若手俳優だ。
本作の出演が決まったことについて「2つの夢が叶った」と語る嵐。「ずっと漫画や小説を実写化した作品に出てみたいという夢があったのですが、加えて、非現実的な設定の作品もやってみたいという思いもあったので、2つ同時に夢が叶ったとわかったときはすごくうれしかったです。原作も読ませていただいて、一気にファンになりました。しかも、読み始めたときから紫が好きだったんですよ! なので、紫を演じることができると思うとなおさらうれしかったです」と声を弾ませる。
嵐から見た式部紫のキャラについては「一見、完璧な可愛らしいアイドルに見えるんですが、心の中では、どんな手を使ってでも上に行こうという強い気持ちがあり、負けず嫌いで腹黒チックですね」と説明。自身と似ているところを聞いてみると「私もかなりの負けず嫌いです。でも、紫は演技か本心か表情からわからない怖さがあるので、私は紫のようにポーカーフェイスにはできなくて、気持ちが表に出ちゃうところは紫と違いますね」と素直に笑う。
そんな自身と真逆の表情を見せる役どころを演じるにあたり「自分の感覚ではなくて、“紫は今どう思ってるのか”ということを意識しました」と語る。
さらに、ゲームが進むにつれて現れる“紫の変化”については「難しかった」と明かしつつ、「セリフの言い回しや仕草、表情や声の強弱など、監督さんやスタッフさんたちとコミュニケーションをたくさんとって、ちょっとずつ変化を見せられるように。こういう演じ方もあるんだ、とか、こうやってこのセリフで紫の感情を出すのもいいなとか、すごく勉強になりました」と、前向きに挑んだ。
「雰囲気的にはカッコイイ感じに仕上がってるんじゃないかなと思っています。紫の見せ場だと思うので、放送が楽しみです」
映画『マイスモールランド』で一気に注目を浴びた嵐だが、自身もこの作品でより一層芝居に目覚めたそう。
「初演技だった『マイスモールランド』以降、お芝居の素晴らしさを実感する機会が多くて。他人を演じる魅力やたくさんの方々と協力して1つの作品を作り上げる素晴らしさを感じたり、撮影した先にある反響にワクワクしたり。今後もお芝居を続けたいと思いました」
また、「セリフを覚えるのは得意なほう」と言いつつも、「何回も練習しないと不安になってしまう」という一面も。「何度も何度も練習して自分に自信を付けるというか、例えば、2行目まで覚えて3行目でミスしたら、また1行目からやる、とか。完璧に覚えるまで何回も繰り返したりしています。こういうところが負けず嫌いですね(笑)」
俳優を始めたことで自身に変化も。「この仕事を始める前は洋画など海外の作品が好きでよく観ていたのですが、最近は日本の映画やドラマなどをすごく観るようになりました。見方も、今までは視聴者として見ていましたが、今は俳優さんの表情やお芝居に目が行くようになりましたね。見ているだけでも勉強になります」と語り、「今後も私自身の役の幅を広げて、どんどん挑戦して、俳優としても多くの方に認知していただけるようにがんばりたいと思っています」と意気込みを見せる。
■間宮からの“ブランドアイテム”プレゼントに感激
11歳年の離れた主演の間宮について印象を聞いたところ、「お兄ちゃん的存在」と回答。「最初はクールな印象で、どう話しかけていいかわからなかったんですけど、 話し始めてからはほんとに話しやすくて。 優しくて、おもしろくて、ノリがよくて。最近だとイジってきたり(笑)。私がミスをしたらからかってきたりもするんですけど、フォローしていただいて救われたこともたくさんあって、頼れる存在です」と、まさに兄妹のような関係がうかがえる。
さらに、間宮からとびきりの贈り物をもらったことを告白。「紫の衣装ってお腹が露出しているんですけど、間宮さんが『このブランドの腹巻きがあったんだけど、いる? 何色がいい?』ってプレゼントしてくださったんです。今日持って来たのですが、すごくカワイイんです! とても暖かくて、カイロも入るようになっていて。もう宝物ですね。こういうお兄ちゃん的な存在に出会えたことをすごくうれしく思ってます」と間宮との出会いに感謝していた。
共演する古川琴音とは、本の交換をする仲になったとうれしそうに報告。
「私たち2人とも人間的な怖さに惹かれるっていう共通点がわかって、私が借りたのは辻村深月さんの『噛みあわない会話と、ある過去について』という短編集で、芸能活動をしている私たちにも刺さる、ゾクっとする話があるんです。私が渡したのは雨穴さんの『変な家』。これ、それこそ間宮さんが映画で主演されているんですよね。本当に偶然で、私が本を買った後、間宮さんが主演って発表されたのでビックリしました(笑)」
さらには間宮の父親役を演じる吉川晃司は、初めて会った際に嵐の衣装を見て「え、それ大丈夫? 風邪ひかないようにね」「絶対に暖かくしてきてね」と親のように心配したという。
「こんなに話していただけると思っていなかったのですごくうれしくて。実は両親が吉川さんのことが大好きで、特に父が大好きなんですが、この話をしたら『ずるい』って言われました(笑)」
最後に「見どころは“キャラクター”です」と語った嵐。「ゲームももちろんおもしろいのですが、特にキャラクターはそれぞれの個性がすごくしっかり浮き出ていてるので、ぜひ推しキャラを見つけてほしいなって思いますし、ゲーム自体もその個性や能力を活かして進んでいくので、ぜひ個性に注目してドラマを楽しんでください」
※取材の模様は、31日放送の『ライターズ!』(日本テレビ 日曜深夜1:30)でもご覧いただけます。