【エンタメ総合】
星野源&新垣結衣、夫婦で“憶測”超えていく 異例の“ラジオ共演”で完全否定&ファンに伝える「ありがとう」

(左から)星野源、新垣結衣 photo:KOBA(星野)、古謝知幸/ピースモンキー(新垣) (C)oricon ME inc.


 音楽家で俳優の星野源が、28日深夜放送のニッポン放送『星野源のオールナイトニッポン』(毎週火曜 深1:00)に生出演。22日深夜に、SNSをきっかけに、自身と妻の新垣結衣について広まった“憶測”後、初の放送となったが、まずは自らの言葉で時折語気を強めながら完全に否定。その後、妻の新垣結衣も急きょ電話生出演を果たし、夫婦そろってきっぱりと否定し、ファンを安心させた。



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■騒動当時の胸中「日本中から憎悪を…」 肉声でファンを安心させる



 冒頭、気象情報が伝えられた後、星野が「どうも、こんばんは、星野源です。ちょっと、雨すごいですね。東京もかなりすごかったんですけど、今もすごい地域もあるみたいなので、ぜひ、安全を確保していただいて、聞ける方は聞いていただいて」と慮った上で「さて、やっぱり、きょうはこのお話からしたいなと思うので」と切り出し、息をスッと吸い込んだあとに、事情を説明した。



 「先週、水曜日の夜に起きたことを、みなさんも知っているかと思います。ご存知の方、多いと思います。僕はあの日ですね、夜晩ごはんをお家で食べて、その後に食器洗って、オフィシャルのインスタグラムをやっているので、何気なく見ていたら、自分の最後のポストのところにコメントが…。前なんとなく把握していた、だいたいコメントって、だいたいの期間が過ぎたら、あんまりコメントが増えていかない印象だったんですけど、急にワッと増えた瞬間があったんですよね。なんだろうと思って見たら、そこにものすごい数の誹謗中傷が、ウワーッとあって。なんだろうこれって思って。そしたら、その直後にマネージャーから連絡があって、そこでこういうことになっていますという。なるほど、そういうことになっているのかと、そこで把握しました」



 続けて「そこで、いやー」と大きくため息をつきながら「100%やっていないことで、事実がひとつもないことで、日本中から憎悪を向けられた感覚になったんですよね。その経験は今まで一度もなくて…、本当に恐ろしかったし。そして、自分以外の妻も含め、仕事仲間とか、きっと今つらい思いをしているだろうなと思うと、本当に悲しかったです。うん。なんというか、とても悲しかった。もう二度と、あんな気持ちにはなりたくないなと、本当に心から思います」と強く訴えた。



 その上で「あと、ファンのみんな、とってもつらかったと思います。こういう時って、ファンのみんなって、つらいと思うんですよ。だから、改めて。一番、ファンのみんなに安心してほしいんですよね。だから、改めて言いますね。100%、ひとつもやっていませんから。完全なデマです!このうわさ、憶測に事実はひとつもありません。安心してください」と呼びかけた。「もちろん、ラジオで触れないっていうのも全然あると思うんですよ。本当にありえないことだから。なんでこんなことになっているのって。本当に1から100までないんですよっていう。でも、やっぱり、自分の口から…もちろん、インスタグラムでも、事務所の声明でもあったけど、はっきり事実無根ですというのを出したけども、ラジオで、いつも聞いてくれているあなた、きっとこの声で聞こえたほうが安心できるかなと思ったので、きょうは触れさせていただきました」と真意を明かした。



■異例の夫婦共演で完全否定 最後は大事にしてきた「あなた」へのメッセージ



 その後「本当に、ファンのみんなありがとうね。信じないでくれて、本当にありがとう。あと、あれよ。『#星野源さんの好きな曲』とか、ここが好きとか、ありがたいよ。それを妻が見せてくれて。こんなこと言ってくれているよって。それがすごくうれしくて、本当に励まされています。ありがとう」と感謝。さまざまな仲間たちの感謝にも触れながら「本当にさ、ありがたかったよね?」と呼びかけると、電話回線のような音声で「ありがたかったね~」との反応が。まさかの新垣電話出演で、夫婦共演が実現することになった。



 新垣は「なんかこう…ね?ネガティブな話題ではなくて、やさしい話題で世の中に発信しようとしてくれる方々がいっぱいいて、うれしかったですね」と口にすると、星野も「なんか、すごく心が強くなりましたね。なったよね」としみじみ。星野から「名前言いますか?ハハハ(笑)」と呼びかけられる形で「言いますか(笑)?みなさん、こんばんは。新垣結衣です。お邪魔します」とあいさつした。



 新垣が続けて「私も今回のことは本当に驚いて、私たちもなんでこんなことが起きているのか、私たちが一番わからないっていう」との戸惑いを告白。星野が「顔を見合わせたもんね。『なんで、こんなことに』って」と話すと、新垣も「そんな中で、私のファンのみなさんも心配してくださっていて。なかなか発信する場を持っていないので、こういうことでちょっとお邪魔させてもらったんですけど」と恐縮しながらも、肉声で思いを紡いでいった。



 「ちょっとぜひ、改めて、私の口からもお伝えできればと思いまして。本当に今回のことで、うわさされていること、騒がれていることに事実はひとつもありません。なので、安心してもらいたいなという気持ちで、お邪魔しました。私が今回つらかったのは、もちろん、こういうことが起きてしまったこと自体もつらかったんですけど、先ほど、源さんが言ったみたいな誹謗中傷、攻撃を受けて(星野が)つらい思いをしている姿をとなりで見ているのが本当につらくて。もう2度とこういうことが起きてほしくないと思ったし、こんな思いになりたくないなと思ったし。誰の身にも起きてほしくないと思ったので、それを願っております。私も話す場がないので、心配かけることがあるかもしれないですけど、大丈夫ですので(笑)」



 星野も「そうね(笑)。僕ら大丈夫ですので」と相づちを打つと、新垣が「今後も2人で、協力して、これからの生活を粛々と穏やかに過ごしていきたいなと思っていますので、今回心配してくださったみなさん、本当にありがとうございます!どうぞ安心していただきたいなと思いますし、本当にもうこういうことがないといいなと心から願っております。どうぞ、温かく見守っていただけたらと思います」と言葉に力を込めた。



 伝えたいことを2人そろって、真摯に伝えた後は、星野が「新鮮だね(笑)」とほっと安心したような声色に。新垣も「これは緊張しましたね。ちょっと(緊張)解けてきたけど、鼻水出てきちゃった」と茶目っ気たっぷりに話すなど、和やかな空気が流れた。その後は、急きょ「新垣結衣さんへの質問」を募集する流れに。同日放送のテレビ朝日系『家事ヤロウ!!!』について、星野が「一緒に見たし…」と明かし、新垣も「源さんの曲も流れていましたね」と話すなど、ほほえましい時間が流れた。



 質問コーナーでは、恒例となっている「好きなみそ汁の具」について、新垣が「絹豆腐です。木綿もおいしいけど、どちらかというと絹を買っちゃう」とコメント。「好きなお寿司のネタ」は「食べられるようになったんですよ。今は、うに」と声を弾ませた。また「ラジオで好きなコーナー」については「いろいろありますけど、きょう久しぶりに出るニセさんのコーナーは、人生相談にいつも乗ってくれて、一生懸命答えてくれて、私も聞いていてなるほどと思うから、いいコーナーだなって(笑)」と回答。「一緒に行って楽しかったところ」との質問には「最近ね?水族館行きましたね。やっぱ、水の流れというのは癒やされますね。ショー見ながら一緒に踊ったり」と語っていた。



 新垣の出演後には、通常運転となったが、エンディング前の選曲ではビートルズ「All You Need Is Love」が流れた。エンディングトークでは、星野が「きょうは本当にありがとうございました。冒頭、結衣ちゃんと電話でつないでお話できて、その後いつものようにみんなで楽しいラジオをすることができて、本当にうれしかったです。本当にありがとうね」と呼びかけながら「これ読めるかな?」と、リスナーから寄せられたメッセージを読み上げていった。星野はそのメッセージを受け止めながら「現実を忘れるような、楽しいラジオを、これからもやっていきたいなと思います」と大事にしてきた「あなた」へのメッセージで、この日の放送が締めくくられた。



 番組の模様は、放送後1週間以内は「radiko」で聞くことができる。

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