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【RIZIN】堀口恭司に敗れたペティス「まだまだ上達していきたい」平本蓮のサポートに感謝「本当の兄弟になれた」
■『Yogibo presents RIZIN.47』(9日・国立代々木競技場第一体育館)
メインイベントの第9試合で堀口恭司と対戦し、判定負けしたセルジオ・ペティスが、試合後インタビューで会場を大いに盛り上げた試合を振り返った。
【試合写真】これぞ世界レベル!堀口恭司vs.セルジオ・ペティス
メインで行われた2年半ぶりの再戦は、前回敗れた堀口が3ラウンドにわたって試合のペースをペティスに渡さず、リベンジに成功。連勝とはならなかったものの、RIZIN初参戦で不慣れなリングやRIZINルールに対応し、3ラウンドにわたって世界レベルの戦いを見せたペティスにも大きな拍手が送られた。
ペティスは試合について「非常に悔しいけど、最初の2ラウンドを堀口選手がうまく私をコントロールしていた。前回の戦いの延長線上でその先を戦った感じで、彼のほうが私を上回った」と完敗を認め、「いろんなことを気づくことができたので、まだまだ上達していきたい」と早くも再起を誓った。
リングでの戦いについて「確かに(ケージと)違いはあったのですが、これはMMAなのでどういった状況でも戦わないといけない。今日は堀口選手が素晴らしい戦いを見せた。彼には本当に脱帽です」と言い訳をせず、勝者の堀口を素直に称えた。
今回が初来日となったが、アメリカで一緒に練習していた平本蓮が試合に向けた調整をサポートした。ペティスは「レンには本当にありがとうと伝えたいですし、本当に兄弟のような存在になれたと思います。ジムを探すのも手伝ってくれて、いろいろ助けてくれて感謝しています」と絆をさらに深めた。
今回は“堀口恭司の敵”として試合が決定したが、明るいキャラクターと圧倒的なポテンシャルで日本でも多くのファンを獲得した。「日本のファンの素晴らしさを肌で感じました。またRIZINというプロダクションの素晴らしさも感じましたし、負けてしまいましたけど一生忘れないイベントになったと思います」とファンとRIZINのサポートにも感謝した。
今後については「UFC、ベラトール、そして今回はRIZINで戦う機会がありました。今後はどういった機会があるかわかりませんが、来たものに向かっていきたいと考えています」と再びの日本での試合の可能性を否定せず。試合が終わって日本でやりたいことを聞かれると「ラーメンを食べて、バーガーを食べて、ビールを飲みたいね。減量していたので食べることを楽しみにしています」と笑顔を見せた。