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『ちびまる子ちゃん』お姉ちゃん役の豊嶋真千子、TARAKOさんとの“姉妹”アフレコは「かけがえのない時間」

TARAKOさんのお別れ会『TARAちゃんありがとうの会~たいせつなきみへ~』=豊嶋真千子 (C)ORICON NewS inc.


 テレビアニメ『ちびまる子ちゃん』(毎週日曜 後6:00/フジテレビ)で、主人公・まる子の声優を務めてきたTARAKOさんのお別れ会『TARAちゃんありがとうの会~たいせつなきみへ~』が15日、東京・TFT HALL 1000で開催された。同作でお姉ちゃん・さきこ役として共演した豊嶋真千子は涙ながらに別れを惜しんだ。



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 関係者向けの式典には、父・ひろし役の屋良有作、おじいちゃん・友蔵役の島田敏、おばあちゃん・こたけ役の佐々木優子らとともに参加し、“ちびまる子ちゃんファミリー”として感謝と別れを伝えた。



 2016年に亡くなった水谷優子さんの後任としてお姉ちゃん役を演じている豊嶋は、「はじめは不安でいっぱいだった」とバトンを引き継いだ当初を振り返りながら、「そんなときに、TARAKOさんが本当に温かい空気を作ってくださった」と涙ながらに感謝。



 そして、“姉妹”として重ねてきたアフレコについて「こんなにアフレコを楽しんでいる人と、姉妹として過ごす時間。本当にかけがえのないステキな時間でした」と語り、最後はお姉ちゃんの声で「TARAちゃん、大好きよ」と呼びかけた。



 献花は一般のファンも対象で、午後2時から4時まで受け付ける。



 TARAKOさんは1981年、アニメ『うる星やつら』で声優デビュー。83年には、シンガーソングライターとしてデビューした。90年より『ちびまる子ちゃん』で主人公のまる子役を務め、代表作は『まじかる☆タルるートくん』(タルるートくん)、『甲虫王者ムシキング 森の民の伝説』(チビキング)など。96年、演劇集団WAKUを主宰し、舞台の脚本・演出を手がけた。



 アニメ以外の声の仕事も精力的で、『女神のマルシェ』(日本テレビ)、『しあわせ家族計画』(TBS)、『銭形金太郎(テレビ朝日)など各局のテレビ番組のナレーションも多く務めてきたほか、明治乳業、バンダイ、森永製菓、ケーズデンキなど各企業のCMナレーションも担当した。

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