【エンタメ総合】
樋口幸平、ドラマ『体感予報』経て「自分に足りないものも見えてきました」 同世代俳優仲間から刺激も【インタビュー後編】

ファースト写真集『treasure-宝物-』(主婦と生活社)を発売する樋口幸平(撮影:AYAKO KOJIMA)(C)ORICON NewS inc.


 俳優の樋口幸平(23)が、20日にファースト写真集『treasure-宝物-』(主婦と生活社)を発売する。最近では、ドラマ『体感予報』(2023年/MBS)での主演を機にアジア圏でも注目を集め、活躍がめざましい樋口。今回のインタビューでは、俳優としての現在地や目指す役者像、同志である仲間達への思いを語った。



【撮り下ろしカット】鼻筋がきれい…!キリッとした表情の樋口幸平



■ドラマ『体感予報』がターニングポイントに「信頼を得られる俳優になりたい」



――初の写真集出版も決定し、ファッション雑誌『ViVi』(講談社)内企画「ViVi国宝級イケメンランキング」に入賞するなど、積み上げてきたものが形になってきています。活躍を振り返っていかがですか。



「ViVi国宝級イケメンランキング」は、みなさんが投票してくれたおかげだと思うので、とてもうれしいかったです。すごくありがたいと思っていますがそんな中、今の自分に足りないものも見えてきました。自分自身を見つめ直せた良いタイミングでした。自分の人間力だったり、お芝居の能力だったり、今1番見直さなきゃいけないものっていうものをもう一度見直しているタイミングです。これから基盤をもっと固めていかないといけないなっていう課題も見つかりました。



――自分を見直そうと思ったターニングポイントは。



ドラマ『体感予報』です。この作品を経て、ランキングにも入り、取材も受けるようになり、いろいろな作品に出演することができるようになりましたが、得たものも大きいけれど、見つめ直すきっかけにもなりました。足りないと思ったことがいっぱいありましたし、これじゃまだまだダメだって思えたし、この作品をきっかけにみんなの目により触れるようになったので、これからはより一層僕の力がすごく大事になってくるって思ったんです。実力が伴ってないとここから先には進めないと思っていて、これから努力していくことを意識して頑張っていきたいです。



――どのような役者を目指していますか。



「あの人が出ている作品を見たい」「あの人がいるならこの作品は大丈夫だな」という信頼を得られる俳優になりたいです。実力もですが、人との関係性や人間力もすごく大事になると思うので、今は実力を高めつつ、信頼を得られる俳優になれるように一つひとつ積み上げていくのが大事なのかなと思っています。



特に、ドラマ『約束』(2024年/読売テレビ・日本テレビ系)では、横山裕さん(SUPER EIGHT)を尊敬している役どころだったので、ずっと一緒だったのですが、、いつも和やかで、どんなに大変なときもあの空気感にみんな救われたんじゃないかなと思いました。横山さんの影響も大きいです。



■同志の存在に刺激「切磋琢磨できる場所に行かなくては」 さらなる飛躍誓う「仲の良い僕らに期待していて」



――写真集発売にあたって、同世代の俳優仲間からもメッセージが寄せられています。彼らは、どのような存在ですか。



刺激を受けています。特に綱(啓永)くんは10代の時に初めて出会った時から意気投合して、今でも大親友です。綱くんとはその当時から『こうなりたいよね』『ああなりたいね』って夢を語り合っていました。まさか自分の写真集やファンミーティングに綱くんが出て、綱くんの写真集やファンミーティングに僕が出て。お互いの仕事に行き来で来るなんて思っていなかったのでひとつずつステップアップできている証拠だと思っています。これから先もお互い頑張ろうっていつも話してます。



日向(亘)、拳ちゃん(前田拳太郎)は、僕がドンブラザーズの撮影の時、同じ撮影所にいた同期です。それぞれみんな活躍して頑張っているし、だからこそ自分も頑張らなければいけないって思ってます。お互い認め合っているからこそ、応援したいですし、切磋琢磨して行かなくてはいけないと思っています。これから共に頑張っていきたい仲間なので僕らに期待していてください。



――上海やマカオでもファンミーティングを行いましたが、海外からの反響についていかがですか。



4、5年くらい前まではサッカーしかしていなかった僕が、びっくりですよね。イベントを通じて海外でも仕事をしたいって思うようになりました。日本のみならず幅広く活躍できるよう頑張っていきたいと思っていますので、どうぞよろしくお願いいたします。

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