【その他】
「頭蓋骨が折れるかも。そんなスリルが欲しい」YA-MANが刺激を求め、木村ミノルと殴り合う!【単独インタビュー】

10・5『FIGHT CLUB.2』で木村“フィリップ”ミノルと対戦するYA-MAN (C)ORICON NewS inc.


 KO必至の刺激的な戦いの舞台が、ついに帰って来る。オープンフィンガーグローブ(OFG)によるキックボクシングルールの格闘技イベント第2弾『FIGHT CLUB.2』が10月5日に開催され、そのリングでYA-MANと木村“フィリップ”ミノルが対戦する。



【会見動画】YA-MAN「ドーピングやってないでしょ?」木村ミノル「神に誓ってやってない」



 SNSでのバトルを発端に実現したこの一戦だが、普通のMMAやキックボクシングでは得られない“刺激”を求めて、リングに引き寄せられた2人。先日の会見でも「早く戦いたい」「ヒリヒリを味わいたい」と静かな口調ながらも“戦いへの飢え”を隠さなかった。



 ORICON NEWSでは会見直後の両者に単独インタビューを実施。前編は大会プロデューサーで昨年の第1回大会で朝倉未来に豪快なKO勝利を収めたYA-MAN。今回はさらに危険で体重差も大きい木村に対しても、変わらぬアグレッシブスタイルでKOを狙う。その先には、話題の“あの美女”への思いがあった。



■木村ミノルの強烈な打撃は警戒するも「体格差は全然心配してない」



――『超RIZIN.3』から約2ヶ月しか経っていませんが、試合への準備はしていたのでしょうか?



【YA-MAN】大会が日曜日で2日後の火曜日から練習してました。ダメージもないですし、すぐに試合が終わったので。次の週の日曜日に萩原京平選手とOFGでスパーリングしていて、打ち合ったら右のいいパンチをバーンってもらって、左まぶたの上がパックリ割れちゃいました。



――ジムの中でFIGHT CLUBをやっていたんですね!YA-MAN選手と萩原選手の打ち合いなら、お金を払ってでも見たいです。



【YA-MAN】傷がふさがったので、次の週にJAPAN TOP TEAM(JTT)で秋元強真くんとMMAスパーリングしてたら、こんどは秋元くんに傷の上のところを割られて、傷が2ヶ所になってしまって…。試合よりも練習のほうがダメージ大きいですよ(苦笑)。



――YA-MAN選手が出稽古に行っているジム「TRIBE TOKYO MMA」にこの夏から萩原選手が所属になったことで、一緒に練習される機会は多いですか?



【YA-MAN】はい、萩原選手はレスリングが上手いですね。もちろん打撃も上手いですけど、想像以上にレスリングが上手くて、けっこうテイクを取られています。ビックリしましたけど、前戦で武田光司さんを投げてますからね。



――その萩原選手の試合がある『RIZIN.48』の1週間後に決まった『FIGHT CLUB.2』では、YA-MAN選手は木村ミノル選手とOFGのキックルールで対戦されます。契約体重の「72キロ」について、発表直後からネットでは「YA-MAN大丈夫か」という声も多いですが、ご自身はそれほど意識していないのでしょうか?



【YA-MAN】そうですね。会見で並んだ時もそんなに体格差ありましたか?



――実際に並ぶとそれほど感じなかったですが、木村選手はSNSでバキバキの肉体も披露していました。



【YA-MAN】自分もその写真を見ましたけど、使えない無駄な筋肉が多そうだなって。並んでみても意外とちっちゃくてデカさを感じなかったし、俺のほうがデカかったですよね。去年やった(朝倉)未来さんのほうが「おぉ、デカい」って感じました。それに、普段の練習で80キロくらいの選手とやっててもフィジカル負けしないから、体格差に関しては全然心配してないです。



――体格差よりも木村選手の打撃を警戒している?



【YA-MAN】それはもちろん、クリティカルなパンチを一発もらったら終わりだなと思っています。ただ、会見で見た感じだとなんかビビってるというか、発言も自信がなさそうで、そういう時って一瞬の判断が遅れるんですよね。踏み込めなかったり体重が乗らなかったり、際の部分はメンタルが影響するから、自分はクリティカルな打撃はもらわないと思います。



■「勝ち負けよりも刺激を求めたい」木村の“アドレナリンジャンキー”発言にはツッコミ



――木村選手は過去にドーピング検査が陽性だったため、現在は使用していないとはいえ1回でも手を染めたことで「アスリートとして失格」と厳しく指摘する人や、距離を置く人もいます。そんな木村選手の問題について、YA-MAN選手はどう考えていますか?



【YA-MAN】今回の『FIGHT CLUB.2』は自分のイベントだし、俺がやりたい相手とやるのが一番なので「別に俺が良ければなんでも良くない?」っていう感じですね。そういうことよりも、最近の自分は普通の試合じゃスリルをあんまり感じられなくなってきて、「死ぬかもしれない」みたいなスリルを味わいたくて格闘技をやってるから、そのスリルを与えてくれるのは誰だって考えて。そんなヒリヒリ感は並の選手じゃ味わえないし、本気で殺しに来てくれる選手と戦いたい、勝ち負けよりも刺激を求めたくて木村選手と戦おうって決めました。



――勝ち負けはあまり意識していない?



【YA-MAN】MMAでは勝ちたいんですけど、キックボクシングはスリルを味わいたい。MMAでもスリルはあるけど、打ち合いだけじゃなく組技とかいろいろあるのでけっこう難しくて、自分がキックをやる醍醐味ってそこなんで。



――自分が意識を飛ばれてKO負けするかも知れない緊張感、ですね。



【YA-MAN】そうです。木村選手のOFGのパンチをモロにくらったら頭蓋骨が折れるかもしれない、そう考えるとめちゃくちゃヤバくないですか。自分はこの前、遊園地に行ってジェットコースターに乗ったんですけど、体が麻痺しちゃって恐怖を感じなかったんですよ。格闘技を始める前は、ジェットコースターに乗ったら恐怖で足がガタガタしてたけど、久しぶりに乗ったら全然怖いと感じなくて。「安全バーがあるから大丈夫でしょ」って。



――木村選手も会見で「自分はアドレナリンジャンキー」と話していましたが、YA-MAN選手も同じということですね。



【YA-MAN】いやいや、お前のどこがアドレナリンジャンキーなんだよって。「ウソだろ!」って会見でツッコミ入れようかと思いましたよ。この前のブアカーオ戦なんて、刺激を感じる前に自分から倒れちゃってるんじゃんって。あんなの絶対に立てたし、普通あんな倒れ方もしないですから。後ろに金網があるのに横に倒れて、絶対におかしいだろ、自分から寝たかっただけだろって(笑)。刺激を求めて戦ってたら、あんな倒れ方しないですから。全然アドレナリンジャンキーじゃないですよ。自分とそのへんの意識の違いは相当あると思いますよ。



――刺激的な戦いといえば、RIZINで行われている「ベアナックル」に興味はありますか?



【YA-MAN】自分が目指すものとは少し違うかなと思いますね。(篠塚)辰樹の試合は技術的に面白かったけど、今の自分の視野には入ってないかな。



――『超RIZIN.3』の試合前インタビューでは「今年は夏、秋、年末で3試合したい」とおっしゃっていましたが、夏に勝って、秋のこの試合も勝って、年末の試合にはずみを付けたい?



【YA-MAN】そうですね、年末はMMAの試合をやりたいです。



■にじほとのディナーにまさかの悲劇… 平本蓮はリングサイドに来る?来ない?



――YA-MAN選手といえば、狙っているキャバ嬢のにじほさんとの“リング外での試合”も注目が集まっていますが、『超RIZIN.3』以降に進展はありましたか?



【YA-MAN】この前、初めて2人でご飯に行く約束ができたので、ありとあらゆるコネを使って普通だった2~3年待ちの超予約困難店を予約したんですよ。ウキウキしてたら予約前日に店の人から電話が来て「台風が来て市場が休みになるので、素材が仕入れられないからお店も休みになります」って…。そんなことがあるのか、俺の人生で今までそんなこと1回もなかったのに、人生初がここに来るのかって。すごく落ち込んだんですけど、にじほにそれを伝えたら「くら寿司に行きたい」って言ってくれたので、2人でくら寿司に行きました。



――YA-MAN選手が落ち込んでいるから、気を遣って「くら寿司」って言ってくれたんですね。



【YA-MAN】くら寿司も予約困難店でしたね(笑)。すごい混んでいて20分くらい並びましたけど、にじほは来てくれなくて一人で待たされたし、小さい子に「YA-MANだ」ってバレてちょっと恥ずかしかったし。でも、距離は近づいてるんじゃないですかね。



――今回の試合は見に来てくれるんでしょうか?



【YA-MAN】この大会は土曜日だし、10月

関連記事


最近の記事

茨城の求人情報

全国・世界のニュース