【エンタメ総合】
May J.、平和への思い「友達や家族ともっとカジュアルに話せるようになれば」 無料フェス「PEACE DAY 2024」出演

「PEACE DAY 2024@代々木公園」に出演したMay J.


 NPO法人PEACE DAYはきょう21日、「国際平和の日(ピースデー)」を記念して東京・代々木公園にて、無料の野外フェス「PEACE DAY 2024@代々木公園」を開催した。



【写真】SUGIZOほか「PEACE DAY 2024」ステージの様子



 暖かな日差しの中、「国連平和の鐘を守る会」代表の高瀬聖子(高=はしごだか)氏が平和の鐘を鳴らし、イベントがスタート。子どもたちに大人気のケロポンズが登場し、子どもに人気の楽曲「エビカニクス」を披露すると、親子連れの観客から大きな歓声が起こった。



 続いてソウル生まれ東京育ちのYonYonが、DJと全9曲を披露し会場を盛り上げ。次にMay J.が登場すると、会場からはひときわ大きな拍手が沸き起こった。代表曲「Let It Go(English ver.)」や「Garden」など、全6曲を力強く披露。平和について、「友達や家族ともっとカジュアルに話せるようになれば、みんなの意識も変わっていくんじゃないかな、と心から思います」とコメントした。



 イベントのラストを飾ったのは、X JAPANのギタリスト&ヴァイオリニスト、作曲家としても知られるSUGIZOと、構成作家・サウンドデザイナーであり「アースデイジャパン・ネットワーク共同代表」でもある谷崎テトラによるユニット「S.T.K(SUGIZO×谷崎テトラ)」。「イントロダクション」から始まり、「rokkasho@Peaceday2024」を含む全5曲を披露し、ダイナミックなパフォーマンスで観客を魅了した。SUGIZOは「平和と同時に災害に襲われる各地に対して祈りをこめて演奏しました」とコメントした。



 沖縄出身の俳優・尚玄は、トークステージで沖縄と平和について「戦争を経験した方からお話を聞き、自分が感じたことを映画のセリフとして取り入れてもらいました。沖縄出身として、その一文が世界に広がることは、俳優としてとても光栄なことです。今後も、自分が伝えたいテーマを持って活動していきたいです」と語った。



 会場内には、廃材をアップサイクルするショップや、自然環境に配慮された農園で栽培されたサステナブルコーヒーを提供する店が並んだほか、来場者にはひまわりの花が無料で配布され、キャンドル・ジュン氏によるキャンドルナイトも行われ、会場は笑顔と温かい光に包まれた。

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