【エンタメ総合】
『光る君へ』柄本佑、頼通役・渡邊圭祐と“親子”トーク「頼れる息子」

大河ドラマ『光る君へ』で共演中の柄本佑、渡邊圭祐(C)NHK


 大河ドラマ『光る君へ』(毎週日曜 後8:00 NHK総合ほか)のスペシャルトークショーが28日、京都・宇治市文化センターで開催された。



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 ドラマでは、まひろが道長の依頼により源氏物語を書き進め、宮中でも評判になり、物語をきっかけに中宮彰子が待望の皇子を産むことに。宇治市は紫式部が記した『源氏物語』最後の十帖の舞台であり、源氏物語をテーマにした世界で唯一のミュージアムである「源氏物語ミュージアム」があるなど紫式部ゆかりのまちです。



 第一部に『光る君へ』の題字制作・書道指導を担当する根本知氏による講演が行われた。「演出は細部に宿る」をモットーに制作に携わっておられる想いや、ドラマの題字や撮影に用いる書の撮影シーン、まひろや道長などキャストごとのエピソードなど視聴者には見えない世界は大変興味深いものだった。



 第二部のトークショーでは、藤原道長役の柄本佑と、藤原頼通役の渡邊圭祐が客席後ろからサプライズ登場。大きな歓声と拍手に包まれた。柄本が、道長と倫子の関係性を「同志」と語り、渡邊は頼通から見て、「理想の夫婦」と捉えている中で、皇子誕生から五十日の祝いの席でのまひろとのやりとりについては「息子として恥ずかしい」と会場の笑いを誘った。渡邊から見た父・道長の姿は「教科書」と表現した一方、柄本から子・頼通については「頼れる息子」と表現した。



 トークショーに先駆け、頼通役の渡邊は、藤原氏ゆかりの地を訪問。藤原道長が建立した浄妙寺跡や世界遺産の宇治上神社などを散策し、大河ドラマ展では頼通のパネルにサイン。また、ドラマで親子を演じる道長役の柄本とともに、道長が別荘として利用した宇治殿であり、道長の死後、頼通が寺院に改めた平等院鳳凰堂を、二人揃って訪れた。

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