【映画】
小栗旬や浅野忠信が監督として参加、藤森慎吾や井浦新が出演する『MIRRORLIAR FILMS Season6』予告編

小栗旬監督『1/96』=『MIRRORLIAR FILMS Season6』12月13日より2週間限定公開(C)2024 MIRRORLIAR FILMS PROJECT


 俳優の小栗旬や浅野忠信が監督として参加した、クリエイター育成・発掘の短編映画プロジェクト『MIRRORLIAR FILMS Season6』(12月13日より2週間限定上映)全5作品の予告映像が解禁となった。



【動画】小栗旬や浅野忠信が監督として参加した短編映画の予告編



 俳優として第一線で活躍し続ける小栗が、藤森慎吾を主演に迎えて監督した、日常へのストレスを抱えたサラリーマンで2児の父・成田が現実逃避をする一夜を描いた『1/96』(読み方:キュウジュウロクブンノイチ)。「これが俺の望んだ人生なのかなぁって」と、会社を後にしたあと、家族が待つ家と反対方向に車を走らせる。



 「TAO」名義で世界のスーパーモデルとして活躍し、2013年に『ウルヴァリン:SAMURAI』でハリウッドデビューを果たし話題を呼んだ岡本多緒が企画、監督、脚本、出演に初挑戦した作品『サン・アンド・ムーン』は、夜のファミリーレストランで、父親の葬式に突如現れた男(蘇我潤心)と、異母兄弟の存在を知らなかった女(岡本多緒)が向かい合い、ぎこちない会話を続ける2人の展開が気になる。



 ロサンゼルスで映画制作を学び、ショートフィルムを中心に制作している鬼木幸治監督作『FAAAWWW!!!』(読み方:ファー)は、誰もいない河原でゴルフクラブを持ち満面の笑みを浮かべる男(星耕介)と頭から流血しているチンピラの2人(亀沢純一、保田泰志)の異様な姿がインパクト大。男が言う「ファー!」とは?



 ボーダレスな活躍が目覚ましい浅野が15年ぶりにメガホンを取った『男と鳥』は、神から「この箱を届けてこい」と告げられたゾンビ侍(田中一平)、飛べない鳥、神などが登場する摩訶不思議な世界観をストップモーションで描いた“箱”を巡る物語。



 2001年生まれの写真家・映像作家で増田彩来監督が手掛けるのは、彼女の実体験に基づいた、ノンフィクションとフィクションの狭間にある、「嘘のない感情」を表現した『カフネの祈り』。祖父(井浦新)の訃報を受け、帰省した女子大生、秦良(伊礼姫奈)。祖父との思い出を辿る中で、あたたかく穏やかな祖父との記憶に想いを馳せる。



 短い予告映像からも、ジャンルレスでさまざまな世界観の作品が出そろっていることがうかがえる。



 2020年より始動した、伊藤主税、阿部進之介、山田孝之らがプロデュースする『MIRRORLIAR FILMS』(読み方:ミラーライアーフィルムズ)は、メジャーとインディーズの垣根を越えて映画を作り上げる短編映画制作プロジェクト。



 これまでのSeason1〜5では、俳優、映画監督、漫画家、ミュージシャンなどの作品から一般公募作品まで42本の短編映画を劇場公開。Season7には監督として加藤浩次、加藤シゲアキの参加が決まっており、注目クリエイターが続々とプロジェクトに加わっている。



 Season6では、11月16日に秋田市先行上映イベント「MIRRORLIAR FILMS AKITA文化祭」の開催も決定。秋田市で撮影された、小栗監督・浅野監督作品を含む『MIRRORLIAR FILMS Season6』を全国公開に先駆けて上映するほか、秋田市の学生が制作した地域特別制作作品『ボクと鹿』を上映。“ロケ飯”が楽しめる飲食ブースや、衣装・美術展示、秋田市の学生が企画した映画オリジナルグッズの販売など、同プロジェクトを支えた地域の人々や若者たちが活躍する場を創出し、秋田市の食や文化の魅力も紹介。する



■「MIRRORLIAR FILMS AKITA文化祭」概要

日時:11月16日(土)前10:00~後7:00

会場:AL☆VEシアター ・ 秋田拠点センターALVE (秋田県秋田市東通仲町4−1)

登壇(予定):伊藤主税(プロデューサー)、阿部進之介(出演・プロデューサー)、山田孝之(プロデューサー)、快歩(特殊メイク)、岡本多緒監督、鬼木幸治監督、増田彩来監督、伊礼姫奈(出演)ほか



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