【エンタメ総合】
趣里×ジェシー、名“凸凹弁護士コンビ”誕生の予感 「何が出てくるのかわからない面白さ」に期待
俳優の趣里が主演を務め、ジェシー(SixTONES)が共演するカンテレ・フジテレビ系“月10ドラマ”『モンスター』(毎週月曜 後10:00)が、きょう14日からスタートする。それに先立って、趣里とジェシーが取材会に参加し、見どころや互いの印象を語った。
【場面写真】亮子(趣里)に振り回される杉浦(ジェシー)たち
今作は、常識にとらわれず、感情を排除して相手と向き合う得体の知れないモンスター弁護士・神波亮子(趣里)が、時に法が追いついていない令和ならではのさまざまな問題と向き合い、まるでゲームのように法廷闘争に立ち向かう、異色のリーガル・エンターテインメント。橋部敦子氏の脚本によるオリジナルストーリーとなる。
趣里は「台本を読んだ時に、どのように演じるのか思いつかないくらい難しい役だと感じました。何を考えていて、どんな表情なのか、セリフからも読み取れなくてどうしようって思いました」と最初は戸惑っていたそう。「亮子は淡々としていて、自分のことも俯瞰(ふかん)で見ていますが、感情はあり、人の心もわかる。周囲の方も、振り回されながらも任せたいと思ってくれるような引力があるキャラクター」と分析を重ね、「モンスターですが、1人で進んでいくようにはしたくないので、皆さんと進んでいきたい」と意気込みを語った。
一方ジェシーは、亮子が入所する大草圭子法律事務所に所属する3年目の若手弁護士・杉浦義弘(すぎうら・よしひろ)を演じる。東大法学部出身の杉浦は“エリート”だが、型破りな新人弁護士の亮子に翻弄(ほんろう)されるという役どころ。亮子の“モンスター”っぷり満載の行動に振り回される杉浦は「(亮子が)あまりにも破天荒な行動をするので、リアクションが強め」と自身の役の見せ場を紹介した。
さらに、脚本の魅力を問われたジェシーが「47ページの…」と小ボケを挟むと、趣里が「あー!」と応じ、相性の良さが垣間見える場面も。趣里は「お芝居を一緒にさせていただくのは初めてなので、どう出るのかなって。何が出てくるのかわからない面白さがあります」と、ジェシーとの初共演に期待。互いに「ねー!」と声をそろえ、名コンビ誕生を予感させた。