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『嘘解きレトリック』異色の“月9”に反響「時代設定も内容も斬新」「月9らしからぬドラマ」【ネタバレあり】
俳優の鈴鹿央士と松本穂香がW主演を務める10月スタートのフジテレビ月9ドラマ『嘘解きレトリック』(毎週月曜 後9:00※初回15分拡大)の第1話が7日、放送された。
【写真】美しいレトロモダン、セットや衣装にも注目!…第1話の場面カットが盛りだくさん
本作は、やたら鋭い観察眼を持つ借金まみれの貧乏探偵・祝左右馬(鈴鹿)と、嘘を聞き分ける奇妙な能力者・浦部鹿乃子(松本)の異色コンビが「ウソ」と「マコト」が入り交じる綾糸のごとき難事件を解決していくレトロモダン路地裏探偵活劇。
※以下、ネタバレあり
田舎の村に住む鹿乃子は、物心ついた頃から人の嘘が聞き分けられた。しかし、その力のせいで村人たちから忌み嫌われてしまう。母・浦部フミ(若村麻由美)は鹿乃子をかばうものの、これ以上母親に迷惑をかけられないと鹿乃子は村を出ることにした。
鹿乃子がたどり着いたのは九十九夜町(つくもやちょう)。行き交う人々が交わす言葉は嘘にまみれている。ともあれ、仕事を探す鹿乃子は“女給至急入用”と貼り紙が出されたカフェー『ローズ』へ。だが、女給・リリー(村川絵梨)に、先ほど働き手が決まったばかりだと断られてしまった。その頃『祝探偵事務所』を営む左右馬は、親友で警官の端崎馨(味方良介)を連れて稲荷神社の掃除へ。
左右馬と端崎が神社に着くと、野犬のような唸り声と「おいてけ~」と女の声。物音のする茂みに入ると、その先にいた鹿乃子が猫とメザシを巡って対峙(たいじ)していた。と、その時、鹿乃子が空腹のあまり倒れてしまう。そんな出会いから左右馬のもとに身を寄せることになった鹿乃子だったが、街の料理屋の子どもが行方不明になった事件を鹿乃子と左右馬が力を合わせて解決し、子どもを救うのだった。
物語の舞台は昭和初期ということもあり、九十九夜町の町並みや登場人物の服装、ヘアスタイルや小道具など細部にもこだわった演出にも早速注目が集まった。これまでの月9像とは一線を画した世界観に視聴者からは「月9にしては異色な作品」「時代背景も昔で好み」「月9らしからぬドラマ」「時代設定も内容も月9には斬新なお話。面白い」「夜に朝ドラ見てる感覚」との反響が相次いだ。