【映画】
磯村勇斗が「かなり過酷な減量」 “父”役所広司が証言「日に日にやせて…」「本当につらい思いがした」
俳優の役所広司(68)と土屋太鳳(29)が7日、大阪市内で行われた映画『八犬伝』(25日公開)プレミア上映会に曽根文彦監督とともに登壇した。共演した磯村勇斗(32)の役作りが明らかになった。
【全身カット】華ある~!艷やかなトップスで登場した土屋太鳳
1842年に完結してから200年近く愛され続けている『南総里見八犬伝』をモチーフにした山田風太郎氏の小説『八犬伝 上・下』(角川文庫)を、曽利文彦監督が実写映画化。『南総里見八犬伝』の作者・滝沢馬琴と浮世絵師・葛飾北斎の友情や八人の剣士たちの戦いを描く。
馬琴の「実」と物語の「虚」が交錯するエンターテインメントストーリーで、土屋は「虚」のキャラクターで、里見家への呪いを解くため八犬士を生み出す伏姫役。一方、磯村は「実」の存在で、馬琴の息子・宗伯を演じた。
ティーチインで印象に残ったシーンを聞かれ、役所は「実の物語の中では、やっぱり愛する人に息子がどんどん、どんどん体を壊して弱っていく。そのホームドラマのところは印象に残っている」としみじみ。
さらに「磯村くんが実際にすごい減量をしたんです。撮影中にかなり過酷な減量をして、日に日にやせていく姿を見ていると本当につらい思いがした」と証言し、“息子”磯村を称賛していた。
このほか本作には、八犬士役で、渡邊圭祐、鈴木仁、板垣李光人、水上恒司、松岡広大、佳久創、藤岡真威人、上杉柊平ら注目の若手俳優がずらりと並ぶ。