【映画】
藤岡真威人、父・弘、から乗馬学ぶ 役作り→家族5人で乗馬の思い出に「鎧を着てお父さんみたいに走ってみたい」

父・弘、から乗馬学んだことを明かした藤岡真威人(右) (C)ORICON NewS inc.


 俳優の藤岡真威人(20)と父で俳優の藤岡弘、(78)が11日、都内で行われた映画『八犬伝』(25日公開)<正義で何が悪い>ヒーロー談義付き特別試写会に登壇。真威人が、父・弘、から乗馬を習い、結果的に家族5人で乗馬を楽しんだことを明かした。



【写真】父・弘、は「大型犬」とフリップを使って明かした藤岡真威人



 時代もの初出演となる真威人は「和装を着て剣をふる仕草」など、父から技術的なアドバイスを受けた。さらに、劇中で唯一馬に乗る役どころでもあり、乗馬の練習も重ねたそう。その中で「教えてくれる方が、父が作品でご一緒したことがある方で、『父と一緒に練習を』と言ってくれた」と切り出し、「2人で馬に乗って並びながらかっ歩する貴重な経験もさせてもらい、馬に乗った上でのアドバイスをいただいて。最終的には、家族5人で馬に乗って近くの山を駆けまわる思い出ができました」と驚きのエピソードを明かした。



 弘、は「僕が乗っているうちに、3人の娘が(乗馬に)興味を持ったんです」と経緯を説明。「乗れるようになったので、『走ろうか、俺についてこいって』。落馬するかと思ったら、全員ついてきたんです」とうれしげだった。



 一方、真威人は「ビュンビュン飛ばしていくから、追いついていくのに精いっぱい。実力の差を見せつけられました」と悔しげ。弘、は「夢が膨らんだみたいでね、私の隠れ家に鎧が6あるんです。『鎧を着てお父さんみたいに走ってみたい』って。面白いきっかけになったね」と喜びをかみしめていた。



 1842年に完結してから200年近くの時を超え、今なお漫画、アニメ、映画、舞台、歌舞伎と多彩なジャンルで二次創作が行われるなど、現代のエンターテインメントに多大な影響を与え続けている滝沢馬琴の「南総里見八犬伝」。



 これをモチーフにした山田風太郎氏の小説『八犬伝 上・下』(角川文庫)を、『ピンポン』や『鋼の錬金術師』シリーズの曽利文彦監督が実写映画化。「八犬伝」=【虚】の世界と、物語を生み出した馬琴の感動の実話【実】の2つのパートが交錯する物語を、ダイナミックかつ緻密なVFXを駆使して描く。最年少の八犬士・犬江親兵衛を演じる真威人のほか、役所広司、内野聖陽、土屋太鳳、渡邊圭佑、寺島しのぶらが出演する。

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