【エンタメ総合】
松下洸平、子役と“あえて”距離感「グッと抑えて厳しく接しています」 写真撮影での笑顔に戸惑い「俺は誰?」

日本テレビ系土ドラ9『放課後カルテ』記者会見に登壇した松下洸平(C)ORICON NewS inc.


 俳優の松下洸平と森川葵がこのほど、都内で行われた日本テレビ系土ドラ9『放課後カルテ』(12日スタート、毎週土曜 後9:00)の先行試写会後記者会見に登壇。主人公・牧野を演じる松下が、子役とあえての距離感を意識していることを明かした。



【写真】劇中では見せない笑顔に戸惑い気味の松下洸平



 原作は、日生マユ氏の同名漫画(講談社『BE・LOVE』所載)。東多摩第八小学校を舞台に、文句ばかりで口も態度も大きい小児科医・牧野(松下)が、その観察眼で“言葉にできないSOS”を見抜き、未来に向かう子どもたちの背中を押す保健室ヒューマンドラマとなっている。森川は、牧野と事あるごとに対立する熱意あふれる6年2組の担任・篠谷先生を演じる。



 劇中、牧野は仏頂面で「保健室にはなるべく来ないでもらいたい」と言い放つ。松下は「牧野先生は、演じながら難しいと思います」と本音を吐露。「ぶっきらぼうで、そんな言い方しなくてもっていう言い方するので。でも、怒っているわけじゃないというのが難しいと思います」と分析し、「怒ってしまうとただの短気な人になるので、そもそもそういう言い方しかできない人だということを頭で唱えながらやっています。ただただ、命の尊さについて深く考えるがゆえ、ということで僕の中では落ち着いています」と明かした。そして「決して子どもが嫌いなわけではないんです。なんで牧野先生が小児科になったかも、回を重ねるうちに分かっていく」と期待を高めた。



 一方、撮影現場では「子どもたちも天真らんまんで楽しい子たちばかりなので、つられて笑いそうになったりする」と苦笑い。「グッと抑えて厳しく接しています。子どもたちもそんな牧野先生についてこようとするガッツもあるので、今回は子役という言葉を使わないようにしているです。共演者であり、仲間であり、俳優なので、対等に接することでしっかりとついてきてくれるし、ぶっきらぼうなところも面白がってくれるのですごく頼もしいですね」とうなずいた。そんな松下を近くで見守る森川は「子どもたちの距離も近づかないようにって思っている部分もあるのか、いないときもあります。牧野先生として向き合っていることを感じています」と松下の心構えをリスペクトした。



 牧野先生は、仏頂面がトレードマーク。キービジュアルなどでも笑顔は見せていないが、会見でのフォトセッションでは「笑顔でお願いします」というリクエストが。さわやかな笑顔で応じつつ、「俺は今、誰ですか?」と戸惑い、笑いを誘った。

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