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【情熱大陸】生田絵梨花、乃木坂46卒業後から注力した“俳優業”への不安「中途半端にならないためには…」

『情熱大陸』に出演する生田絵梨花(C)MBS


 俳優・歌手の生田絵梨花(27)が、20日放送のMBS・TBS系『情熱大陸』(後11:25)に登場する。



【写真】さすがです…!圧巻の歌唱力を披露した生田絵梨花



 音楽番組のMCにディズニー映画の声優、次々と舞い込むミュージカルの仕事など、2021年に人気アイドルグループ・乃木坂46を卒業して以降、生田はその多才さで着実に活躍の場を広げてきた。



 マルチな仕事ぶりは、はたから見れば順風満帆。けれど取材がはじまると、生田は「中途半端にならないためには、どうしたらいいんだろう…」と、たびたび不安を口にした。悩みの中心は、卒業してから力を入れてきた俳優業。映画『Dr.コトー診療所』や『コンフィデンスマンJP 英雄編』など、話題作に次々と出演してきたものの、経験を重ねるほどに現場で出会う名うての俳優陣に敵わないと思う瞬間が増えていったという。



 そんな生田に、連続ドラマ初主演のオファーが舞い込んだ。『素晴らしき哉、先生!』で演じたのは、私生活と仕事の狭間で葛藤しながらも懸命に生徒たちと向き合う新米教師。求められたのは豊かな感情表現だが、泣かなければならないシーンでは、数時間涙を流せない時もあった。「カメラの前でパーソナルな感情を表現するのが難しい」と壁にぶつかりながらも、台本を読み込み、ひたすら役と向き合う横顔に一人の俳優として歩みを進めようとする覚悟が滲む。



 一方で今年は、音楽活動も本格化。4月に自ら作詞・作曲した楽曲でソロアーティストとしてデビューし、初めての全国ツアーが控えていた。まだ自分の曲だけではセットリストを埋めることができず、カバー曲のピアノ弾き語りや、ほとんど触ったことがないというアコースティックギターにも挑む。どうすれば楽しんでもらえるか。リハーサル終了後も、一人練習を重ねる背中があった。絶対に中途半端になりたくない、目の前のことに全力で向かっていく27歳の素顔を映し出す。



◆プロフィール

1997年ドイツ・デュッセルドルフ生まれ。

ミュージカル『アニー』に衝撃を受け、ミュージカル女優を志したのは6歳の頃。乃木坂46のオーディションを受けたのも「ステージで歌う経験が将来のためになるかもしれない」という思いから。グループ在籍中から『ロミオとジュリエット』、『レ・ミゼラブル』など数々のミュージカル作品に出演、2019年には菊田一夫演劇賞を受賞。今年12月から始まる『レ・ミゼラブル』の2024-25公演にも、ファンテーヌ役での出演が決定している。卒業後は俳優業に精力的に取り組み、映画『Dr.コトー診療所』、『コンフィデンスマンJP 英雄編』、『こっちを向いてよ向井くん』、『アンメット』などの話題作に出演。音楽アーティストとしても、今年4月に1stEP『capriccioso』でソロデビューを果たし、仙台・東京・名古屋・大阪など6都市を回る全国ツアーを開催した。たまの休日は、一人パフェと愛犬の散歩で過ごす。

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