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『たすけてください』ぴえん顔おむすびの値下げシールで食品ロスを減らせるのか? ファミマが実証実験
ファミリーマートで食品ロス削減の新たな取り組みが、本日より開始。通常の値下げシールではなく、「たすけてください」の泣き顔のおむすびマークがついた値引きシールに変更し、より一層食品ロスを減らせるか、10月30日(水)から11月26日(火)までの4週間、東京都と神奈川県の一部店舗にて実証実験を行う。
【写真】こんな目で見つめられたら買っちゃうかも…情緒に訴えかけられるポスター
同社は2021年から、消費期限のせまったおむすびや弁当などに、値下げシールを貼る「ファミマのエコ割」を導入し、食品ロス削減に取り組んできた。
今回さらなる食品ロス削減を目指し、新たな値引きシールとポスターを作成。「たすけてください」というストレートなメッセージと、“泣き顔”のおむすびのキャラクターをデザインにすることで、ユーザーの情緒に語り掛け、値下げ商品の購入率が上がり、食品ロスの削減に貢献するかを検証する。
担当者は「食品ロスの問題に対する関心は非常に高く、“買うなら食品ロスに貢献したい”と考える人も多い。今回の『たすけてください』と直球でわかりやすいメッセージを見て、購買意識を刺激できたら」と話す。
値下げシールが貼られる対象商品は、おむすびや弁当、サンドイッチなどの“消費期限”があるもの。値下げシールは10円~150円までの7種類となる。今回の実証実験を通じて、感情に訴える新デザインが消費者行動に与える影響を検証し、食品ロス削減のさらなる取り組みに活かしていく考えだ。