【エンタメ総合】
『ナイトスクープ』西田局長追悼回、SNSで“泣いた”報告続出「号泣しすぎてしんどい」
10月17日に亡くなった二代目局長・西田敏行さん追悼回となるABCテレビ『探偵!ナイトスクープ』(毎週金曜 後11:17 ※関西ローカル)が1日放送された。
【番組カット】局長席に飾られた西田敏行局長の写真
番組冒頭、喪服姿の歴代探偵、秘書たちがそれぞれに西田さんとの思い出を語り、今回はその年のベストVTRに送る“局長賞”のなかから3本のVTRを厳選して放送することを伝えた。そして間寛平が、「それでは、2代目局長、西田敏行さんが愛したナイトスクープ、お楽しみください。どうぞ」とVTRフリを行いスタート。
「10年以上口をきいていない父と母」(竹山隆範探偵、2013年4月5日放送)は、奈良県の男性(当時18)からの依頼で、10年以上、母と口をきいていない父の理由を解明し、できることなら夫婦が仲良く会話する姿を見てみたい、というもの。意外な展開に西田局長が号泣し、探偵たちも全員涙した。
「97歳のマジシャン」(桂小枝探偵、2003年12月19日放送)は、番組にもたびたび登場した「現役最高齢のマジシャン」が出演。2000年に「現役最高齢マジシャン」として登場した元気なマジシャンが番組2度目の出演で、新技を披露。スタジオを感激と爆笑の渦に巻き込んだ。
「レイテ島からのハガキ」(田村裕探偵、2011年1月7日放送)は、大阪府の男性(当時65)からの依頼。新婚5ヶ月で召集され、フィリピンのレイテ島に出征した父は、依頼者が生まれた時にはすでに戦死。母も5年前に他界。母の遺品を整理していて、出征した父からのハガキが2枚見つかった。母が何度も読み返したのか、かなり磨り減ってしまっており、1枚はほとんど読めない。しかし、その中に「身重であるお前」と読める箇所を発見した。父は母が私を身ごもっていたことを知っていたのか。それとも、知らずに逝ってしまったのか。父のハガキをなんとか判読してもらえないか、というもの。西田局長は、依頼文が読み上げられた段階から早くも涙を流す。局長や探偵たちが依頼者に寄り添った、心揺さぶられる感動作となった。
この3本のVTRが終わり番組の最後には、2019年11月22日放送の西田局長勇退の模様を放送。西田さんは「探偵!ナイトスクープ2代目局長、私、西田敏行、本日をもって辞します。依頼の方々のなんて言いましょうかね、熱くてアホでまっすぐな思いにですね、たくさんたくさん笑いましたし、ハンカチ握って、たくさん泣きました。ほんとに幸せな時間でした。19年間、ほんとにありがとうございました」と話し、登場した3代目局長・松本人志とがっちり握手。最後は「これから令和の時代を生き抜いていく探偵!ナイトスクープ。私は、ゆっくりと視聴者に戻って楽しみたいと思います。ありがとうございます」という西田局長のコメントで締めくくられた。
この放送を受けて、SNSでは「西田局長につられてよく泣いたなぁ」「探偵ナイトスクープ見てた~。ほろっと泣いた 西田局長寂しいよう。。。」「探偵ナイトスクープ。号泣しすぎてしんどい。良い1日の締めくくりになった。西田局長ありがとう!」「探偵ナイトスクープ 西田敏行さん追悼回終了。泣けたー」「ナイトスクープ見て めっちゃ泣いた」「ナイトスクープ爆泣きした」など、泣いたことを報告するコメントが多数あがっている。