【映画】
映画『グラディエーターII』波乱のレッドカーペット、ポール・メスカル緊急帰国&デンゼル・ワシントンが“早退”
映画『グラディエーターII 英雄を呼ぶ声』(11月15日公開)のジャパンプレミア前のレッドカーペットイベントが5日、東京・有明コロシアムで開催された。主演俳優のポール・メスカルが、個人的な事情で急きょ帰国することになり、イベントへの参加をキャンセルした上、デンゼル・ワシントンがフォトセッションの途中で退場してしまうハプニングが起きた。
【画像】途中まで、デンゼル・ワシントンは檀上にいた
イベント開始直前、約1000人のファンが詰めかけた会場でアナウンスされたのは「ポールが来場しない」という残念なお知らせ。その後、都内のホテルの客室で撮影されたポールの映像が流れ、「みなさんとご一緒できなくなってしまったことを申し訳なく思っています。皆さんの歓迎に心からお礼を言わせてください。映画『グラディエーターII 英雄を呼ぶ声』を楽しんでいただけたら、うれしいです。僕もまたなるべく早く日本に戻ってきたいと思っています」とファンにメッセージを送った。
その後、前作から主要キャスト唯一の再登場コニー・ニールセン、暴君皇帝役のフレッド・ヘッキンジャー、11年ぶりの来日となったオスカー俳優のデンゼル・ワシントンの順で、レッドカーペットにキャストが到着すると、そのたびにファンから大きな歓声があがっていた。
ファンサービスやテレビの取材に応じること1時間。壇上に集合したデンゼルは「素晴らしい作品ができました。素晴らしい監督、素晴らしい役者たち、素晴らしいプロデューサー陣による作品ですから、ポップコーンもさぞおいしいことでしょう。ただ、流血シーンはあります」。コニーは「日本の皆さんこんにちは、来場ありがとうございます。皆さんが私たちを感動させてくれました。ぜひ映画館で観てください」。フレッドは「たくさんの日本のファンの方々と触れ合うことができて、本当に楽しかったし、うれしかったです。映画の公開を楽しみにしていてください」とそれぞれコメントした。
そして、イベントのフィナーレで思いがけない出来事が待っていた。フォトセッションの最中にデンゼルが退場してしまったのだ。しかし、残されたコニーとフレッドは動揺した素振りも見せず、肩を寄せ合い最後まで笑顔を振りまいていた。
また、来日キャストが到着するまで、新日本プロレスの棚橋弘至、海野翔太、本間朋晃がグラディエーター姿で会場を盛り上げていた。