【映画】
ディズニー映画『モアナと伝説の海2』新キャラの声優に小関裕太・鈴木梨央・山路和弘・ソニンが決定

『モアナと伝説の海2』(12月6日公開)日本版声優(左から)山路和弘、鈴木梨央、屋比久知奈、尾上松也、小関裕太、ソニン(C) 2024 Disney. All Rights Reserved.


 ディズニー・アニメーション映画『モアナと伝説の海2』(12月6日公開)に登場する新キャラクターの日本版声優として、小関裕太(モニ役)、鈴木梨央(ロト役)、山路和弘(ケレ役)、ソニン(マタンギ役)の参加が発表された。あわせて、屋比久知奈(モアナ役)、尾上松也(マウイ役)ら日本版声優陣が本作のオープニングを飾る新しい楽曲「帰ってきた、本当のわたしに」を歌う特別映像とキャラクターポスターも解禁となった。



【動画】「帰ってきた、本当のわたしに」スペシャル歌唱映像



 2016年に公開された前作『モアナと伝説の海』は、昨年配信サービスにおいて映画史上世界No.1の視聴数を突破し、世界で最も観られた映画に。その続編となる本作は、前作の壮大な冒険から3年、少し大人へと成長したモアナが、美しい海とこの世界に危機が訪れている事を知り、再び冒険に出る物語。



 本作でモアナと一緒に冒険に出ることになるのが、前作にも登場した風と海をつかさどる半神半人の英雄でモアナの相棒マウイ、元気いっぱいだけどちょっと怖がりなブタのプアやいつも神出鬼没で予測不可能なニワトリのヘイヘイ。



 さらに、モアナとマウイが大好きな伝説オタクの青年モニ、天才肌の頼れる船大工の少女ロト、植物を愛する料理担当の老人ケレという新たな仲間が加わり、冒険の中でマタンギが登場する。



■モニ役:小関裕太



 英雄として語られるマウイとモアナを“推し”のように大好きな青年で、島の歴史や神話にくわしく鋭い観察眼を持っておりモアナにとって頼もしい存在となるモニを演じた小関は、「信じられなかったです。オーディションを受けた時、キャラクターをつかむのが難しく、うまくできたのか不安でしたが、合格の連絡をもらったときはすごくうれしかったです!歌うキャラクターの声優に憧れがあって、いつかと思っていた夢が一つ叶いました」と喜びを爆発させた。



 「モニはマウイとモアナにすごく憧れを持っていて、未知なものに出会ってみたい、という興味が広く深いです。元気で前向きで明るく、小さな悩みがあっても見ていると元気をもらえるキャラクターです」とモニの魅力を熱弁。



 さらに、収録を振り返り「キャラクターとして歌ってみて、収録がとても楽しかったです。耳に残って歌いたくなる、参加したくなる曲が『モアナと伝説の海2』にも登場していますし、その中でも特に明るくて、『旅って楽しいね』という気持ちを歌う楽曲に僕は参加しているので、とにかく楽しんでレコーディングを終えました」と話している。



■ロト役:鈴木梨央



 5歳でデビューし、近年ではミュージカルにも活躍の幅を広げる鈴木が演じるのは、エネルギーに満ちあふれ、カヌーの最高傑作を作るため日々勤しんでいる、天才肌の頼れる船大工の女の子。モアナの冒険に欠かせない大きなカヌーを設計し、過酷で危険な状況に陥っても瞬時に対応するモアナの右腕的存在となる。



 鈴木は「ロトは普段の自分とは違うところが多い子なので、最初はちょっと不安な気持ちがありましたが、どういう風にロトを演じようか考えているうちに一緒に冒険しているようなワクワクした気持ちになり、早くアフレコに臨みたいなと思いました」と、出演決定を「純粋にすごくうれしかった」と語る。



 ロトの魅力については「自分が決めたものを信じて揺るがない気持ちを真っすぐ貫く女の子です。挑戦してみるしかない!というロトのひたむきな姿に胸を打たれました。モアナのことを一緒に引っ張っていく新しい仲間として心強い存在であれるように、自分なりにロトを演じましたので、見てくださる方に少しでも届いたらいいなと思います」と、アピールした。



■ケレ役:山路和弘



 山路が演じる老人ケレは、頑固で口数が少なく一風変わっているが、実は農作物や植物のことなら何でも知っていて頼りになる人物。歌が嫌いなケレは明るく前向きなモアナと初めは相容れないが、危険が待ち受ける冒険の中で、ケレの知識と経験がモアナたちを支えていく。



 本作への出演について山路は「お話をいただいたときは、世界中で愛されている『モアナと伝説の海』の続編に参加することが決まってワクワクすると同時に、『ついにこういう“じいさん”の役が来るようになったか!』と感慨深かったです(笑)」とコメント。



 「ケレは、島に住みながらも水が苦手で泳げない、植物を愛する頑固者のじいさんです。最初はちょっといや〜な奴ですが、モアナたちに魅了されて、だんだんと前向きになっていく。お話が進むにつれてひょうきんな一面も見えてきたりして、とてもかわいらしいキャラクターです。頑固者のケレがどんな変化を遂げていくか、楽しみにしていてください」と、見どころを語っている。



■マタンギ役:ソニン



 パワフルな歌唱力で舞台・ミュージカルを中心に活躍するソニンが演じるマタンギは、モアナたちが冒険の中で出会う見た目は漆黒でコウモリのように舞い、モアナを惑わす存在として現れるキャラクター。モアナが使命を背負い大きな困難を乗り越えていく上で重要なカギを握る存在となる。



 ソニンはマタンギ役に決定した時を振り返り、「電話で合格を聞いて、道端で叫びました!全力で臨んだけど楽曲がすごく難しかったので、『まさか…!』と思って驚きとうれしさがありました」と、思わず叫んでしまったことを明かしている。



 ミステリアスなマタンギのキャラクターについて、ソニンは「ちょっと妖艶でパワフルです。歌っているときもパワフルで、歌にもせりふにも前向きなエネルギーをくれるところがあります。マタンギは性格もフィジカルも軽やかなので、隣にいたと思ったら次の瞬間にはすごく離れたところにいたり、右にいたと思ったら左にいたりして、どこから現れるか分からない。だけど、プレッシャーをかけすぎず、さらっとモアナの背中を押すところがマタンギの魅力だと思います」と熱く語る。



 また、「勇気を出していろんな道を迷いながら行くからこそ、信念が見つかることをマタンギが教えてくれます。危険な道に進む勇気を与えてくれる存在なんです。この物語とマタンギのキャラクターを通していろんな人に届くといいなと思います」と、モアナが冒険に進む上で道しるべにもなるキャラクターであることを明かしている。



■「帰ってきた、本当のわたしに」のスペシャル歌唱映像について



 「帰ってきた、本当のわたしに」は、物語の冒頭を飾る楽曲。モアナがはるかかなたの海へと航海に繰り出す自由に胸を膨らませ、自分の心のままに生きられることへの喜びを歌い上げており、ディズニー・ミュージカル作品のオープニングらしい、これから始まる物語にワクワクする一曲になっている。



 公開されたスペシャル歌唱映像は、劇中ではモアナが歌う楽曲を、特別に日本版声優全員でハモリやコーラスも担当し歌い上げた特別な映像。モアナ役の屋比久やマウイ役の松也、新たに参加する小関、鈴木、山路、そしてソニンら、歌の実力は折り紙つきの日本版声優陣の歌声を一足先に堪能することができる。



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