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【RIZIN】韓国から“転職”の山本聖悟、寝業師ヤマニハに「インパクトのある試合で勝つ」
■『RIZIN LANDMARK 10 in NAGOYA』試合前インタビュー(15日・名古屋市内ホテル)
第2試合でアラン“ヒロ”ヤマニハと対戦する山本聖悟が、3年8ヶ月ぶりとなるRIZINでの試合に向けて意気込みや名古屋での試合に向けて思いを語った。
【写真】インタビューで試合について語る芦澤竜誠
韓国のブラックコンバットで連勝し、タイトル戦線にも絡むほどの実績を上げていた山本だったが、RIZINに「転職」し再び日本での戦いを選択した。出身地・一宮市に近い名古屋からの再出発で、親族や友人ら約85人もの応援団が集まると明かし、「地元での戦いを直接応援してくれる皆に、勝利を届けたい」と必勝を誓った。
寝業師ヤマニハとの試合について「自分の打撃を当て、判定でもKOでも勝利を目指す。その中でファンにインパクトを与えられる試合をしたい」と戦略は得意のストライキングを打ち出す。過去の試合では連続KO勝利を収めてきた実績があり、RIZINの舞台でもそのパフォーマンスを発揮できるか。
山本選手の強さの裏には“達人”の指導があるという。ボクシング経験を持つ60~70代の指導者で、非常に高い技術を持ちながらも目立つことを好まない人物で、「達人からは相手の弱点や有効な動きについて多くのアドバイスをもらっている。前回の試合でも彼の指導が勝利につながった」と山本は信頼を寄せている。
プライベートでは、10月に中学時代に交際し一度は別れた恋人と再び結ばれ、結婚した。「妻の支えが大きく、家庭が安定していることが試合への集中につながっている」と述べ、幸せな結婚生活も大きなモチベーションになっている。
今大会には盟友の芦澤竜誠が出場し、さらに名古屋で昔から交流がある先輩のTATSUMIも初めてRIZINに参戦するなど、山本にとって舞台が整っている。さらに、インタビューの最後は、「マルコス・ヨシオが欠場になったので、ボンサイ柔術のセコンドたちはヤマニハに集中する。向こうが言い訳できない状況になったのは、自分としてはうれしい。完璧なセコンド陣のヤマニハをKOする」と自信たっぷりに語った。