【エンタメ総合】
ME:I「反省点がみつかる分だけ成長」 職業体験番組の見どころは「がむしゃらで必死な姿」
ガールズグループ・ME:I(ミーアイ)が出演するLeminoオリジナル番組『ME:INTERN!』が、10月24日に配信がスタートした。デビュー半年を迎えたメンバーが、さらなる成長を目指し、チームに分かれて憧れの職業でインターンシップに参加する番組だ。ORICON NEWSでは番組収録直後のME:Iにインタビューを行った。職業体験を通じての感想や気づき、やってみたい職種やアルバイト、デビューから半年で感じた成長やメンバーの意外な一面などを聞いた。
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■職業体験で再認識した、笑顔の大切さ&サポートの重要度
――職業体験してみていかがでしたか。
MOMONA:日頃の仕事とは違った職業を体験させていただく中で、それぞれのプロフェッショナルというものを感じて学びました。みなさんがそれぞれ自分でやりたいこと、合っているものを選択してやっているのだなと思いました。
――気づきなどはありましたか?
MOMONA:職業体験を通して、自分の得意不得意がわかりました。メンバーがいろんな場所に行けたので、今回学んだことを持ち寄って、これからもチームとしてがんばりたいと思いました。
KEIKO:私は、旅館で裏方の仕事をやらせていただき、すべてのことにいろんな人が動いてくださっていて、人と人が支え合っていることを改めて感じました。
――具体的には?
KEIKO:配膳の準備もさせていただいたのですが、1人分を作るのにすごく時間がかかるんですよ。私たちも食事を用意していただく機会があるので、ありがたみを再確認できました。
――異業種の体験は今後のグループ活動に生かせそうですね。
MIU:私は学生時代に職業体験やアルバイト経験はあるのですが、メンバーの中にはアルバイトや職業体験をしたことがない子もいたので、良い経験になったのではと思います。
――なにか得たものはありますか?
MIU:いつも衣装やヘアメイクなど、“していただくこと”が多いです。ほかの仕事をすることで仕事の裏側というものを改めて知ることができました。改めてありがたさが実感でき、良い経験でした。
――周囲のサポートの大切さは身にしみますよね。
KOKONA:アーティスト活動していて、自分の性格がパフォーマンスに出ているなと感じています。職業体験でアイスクリーム屋さんに行ったのですが、そこでも「性格が出ているな」と感じました。どんな仕事でも性格とつながっているのだなと実感しました。
――グループ活動に生かせそうと感じた部分はありましたか?
SHIZUKU:保育士を経験させていただきました。子どもたちが一緒ですし、みんなで楽しめるように笑顔を意識しました。保育士の方にも「笑顔を絶やないこと」を褒めていただきました。普段の活動でも当たり前にやっていたことですが、今後も笑顔を絶やさずがんばっていけたらと思いました。
RINON:私はアイスクリーム屋さんでお世話になった方に、パフォーマンス力があると褒めていただきました。アーティストやアイドルとしてパフォーマンス力は大切ですが、ほかの職業でも必要なのだと勉強になりました。
――今回自分が体験してない中で、やってみたい職業やアルバイトは?
SUZU:アイスが大好きだし、接客をやってみたいなというのがあったので、アイスクリーム屋さんでアルバイトしてみたいです!
AYANE:飲食店や旅館などでの接客です。お客さまと深く関わる仕事を体験させていただく中で、人見知りの克服につなげられたらなと思います。
RAN:私は水族館の飼育員をやってみたいです。今回は旅館に行って、細かい作業や人とのコミュニケーションを学んできたのですが、次は人ではなく動物と触れ合ってみたいと感じました。そこでまた感じるものも違うだろうし、新しい世界を体験してみたいですね。
■デビュー半年、大舞台を経験で芽生えた“自信”
――みなさんは今年4月にデビューし、KCONや夏フェスなど多くの経験を積んできました。成長を感じる部分はありますか?
MIU:“日プ”(『PRODUCE 101 JAPAN THE GIRLS』)からたくさんの出会いがあり、いろんなバックグランドを持ったME:Iのメンバーと出会い、感じるものとか吸収したいことも増えたので、新しい一面が発掘できたのではと思います。さまざまなステージに向けて準備をしていく中で、たくさんの反省点がありました。反省点がみつかる分だけ成長できるはずなので、まだまだ成長できると思います。
COCORO:初めの頃は緊張して自分のパフォーマンスだけに集中しちゃって、YOU:ME(ME:Iのファンネーム)の方々とコミュニケーションがあまりうまく取れていませんでした。今は緊張もいい意味で少なくなって、YOU:MEのみなさんのあたたかい視線や一緒に歌ってくださる姿まで感じられる余裕がだいぶ生まれてきました。成長したからこそ生まれた余裕かなと思います。
――周囲を見る余裕が生まれたというのは大きいですね。
RINON:夏には初めてのフェスにも出させていただいて、体力がついたかなと思います。体力をつけるパーソナルトレーニングをME:I全員でがんばっています!
■変化に気づかないほど毎日をともにする中で見つけた新たな一面とは?
――デビューから半年、メンバーの新たな一面を発見しましたか?
COCORO:ちょっとずれちゃうかもしれませんが、新たな一面というか新たな成長にびっくりしています。SUZUとKOKONAとRINONは、多分まだ身長が伸びている気がしています(笑)。
RAN:間違いない(笑)。
COCORO:抜かされちゃうんじゃないかなと、新たな成長に最近びっくりしています。
SUZU:毎日一緒にいてなかなか気づかないし、意外じゃないかもしれないけど、KOKONAは麺類が好きだなっていうことを発見しました。
KOKONA:そうかな?(笑)
KEIKO:新しい情報です(笑)。
――新しい情報ならありがたいです(笑)。
AYANE:変化がわからないぐらい一緒にいるので気づくのが難しいですけど、デビューしていろいろな経験をさせていただいて、みんなステージに立つ心構えや姿勢、パフォーマンス力は経験を積んで成長していると思います。練習の様子をモニタリングしたときに感じるので、全員ちょっとずつ成長しているなと。
――今後のさらなる飛躍、楽しみにしています。最後に今回の職業体験を通じて、伝えたいメッセージはありますか?
MOMONA:職業体験が初めてのメンバーも多かったのですが、見てくださるYOU:MEの方々の中にもアルバイト経験とか、まだ仕事したことない方もいると思います。そういった方にとっても、仕事に対するイメージが膨らむきっかけになればいいですね。
日頃、私たちはME:Iとしてキラキラ輝いている姿をみなさんにお届けしていますが、職業体験では、がむしゃらに必死になっている姿をお見せすることになると思います。私たちが等身大でがんばる姿も見ていただけるので、新しいME:Iを楽しんでもらいつつ、見てくださる方にとってもいい刺激になったらうれしいです。
取材・文:遠藤政樹
撮影:山崎美津留