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“上方落語の爆笑王”桂雀々さん死去 64歳 糖尿病からの肝不全「最後まで高座復帰を目指し…」【報告全文】
“上方落語の爆笑王”の異名をとった落語家の桂雀々さんが亡くなった。64歳だった。22日、所属事務所がホームページで発表した。
雀々さんは1960年8月9日、大阪市住吉区出身。本名、松本貢一(まつもと・こういち)。小学生時代はテレビの視聴者参加番組の常連となり人気者に。中学生時代はテレビ番組のコーナーに登場して勝ち抜き、チャンピオンに輝いた。
77年には桂枝雀さんに入門、同年10月に桂枝雀独演会にて初舞台を踏んだ。2007年には、「桂 雀々独演会 雀々十八番」をシアターBRAVAにて6日間にわたって開催。芸歴35周年を迎えた2011年。拠点を東京に移した。20年1月、山田洋次原作・脚本のNHK BSプレミアム、連続ドラマ「贋作男はつらいよ」で初めての主役、車寅次郎を務めた。
■報告全文
弊社所属落語家 桂雀々は、糖尿病からの肝不全により、去る11月20日、64歳で永眠いたしました。
入院中も最後まで高座復帰を目指し療養に努めて参りましたが、残念ながらその願いは叶いませんでした。
ここれまで多くのお客様、また関係者の皆様に愛され親しまれ、幸せな落語家人生であったと存じます。
なお、ご遺族の意向により、葬儀は近親者のみで執り行わせて頂きました。
後日、「お別れの会」を予定しておりますが、詳細は改めてご報告させて頂きます。
ここに生前のご厚誼に深謝するとともに、謹んでご報告申し上げます。
株式会社ラルテ