【エンタメ総合】
『光る君へ』摂政になった頼通 渡邊圭祐「父が築いてきたものを…」【君かたり】

大河ドラマ『光る君へ』の場面カット(C)NHK


 大河ドラマ『光る君へ』(毎週日曜 後8:00 NHK総合ほか)キャストの撮影現場からのコメントを届ける「君かたり」が、同局の公式サイト内で更新された。今回は、藤原頼通を演じる渡邊圭祐の声を紹介する。



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――摂政になって

なりたかったものですし、ならなきゃいけなかったものみたいな。自分がいずれなるであろうと思っていた椅子みたいなものに座れたっていう自負みたいなものはあるんですが、父の後を追う、そして追い越すっていう。ぼんやり持っていた目標みたいなものに近づくというか、肩を並べたじゃないですけど、そこまでは行っていないんですけど、役職として並ぶべき場所にきたかなっていう。



――父・道長から摂政を譲り受けて

やっぱり父が築いてきたものを受け継いだというところもあるので、そういったものを崩さないようにしっかりとした政というか、これまでのものの延長線っていう言葉がおそらく正しいんですけど、そのレールをまっすぐ敷き続けるみたいなこれまでの何かを変えるということは、彼の中でおそらくないんじゃないかなっていうのは感覚としてあるので、今までどおりの現状維持ですね、が彼の中にあると思います。



――左大臣や右大臣からの当てつけについて

この時代はよくあったことなのかなとも思いながら、そこに彼の苦悩がしっかりと描かれてもいるので、よりそこは強調してやっていきたいなという思いはあるんですけど、左大臣・右大臣が来なかったりとか、そういう部分。下に慕われるべくして慕われる人ではないので、ちゃんと背中を見せなければいけないってことに彼自身が気づけていないので、彼のせいでもあり、でも彼はそこに気づいていない、藤原家のせいみたいものにしているので、そこに早く気づいてほしいなと思いながらやっていますね。

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