【エンタメ総合】
山崎育三郎&花總まり、武道館で感動のデュエット→幾田りら、氷川きよしら豪華メンバーで「思春期の目」

山崎育三郎『THIS IS IKU 2024』の模様


 ニッポン放送『山崎育三郎のI AM 1936』(毎週土曜 後9:30)発のライブイベント『THIS IS IKU 2024 日本武道館』が、24日に行われた。



【集合ショット】ペリー・キー、幾田りら、花總まりといった豪華ゲストも登場



 今回のイベントのテーマは「THIS IS IKU」にとって4年ぶりとなる、山崎が独自の目線で“賞”を授与する“IKU AWARD”。最後のゲストは、山崎とミュージカル『エリザベート』にて共演した花總まり。「最優秀ミュージカル女王賞」として表彰され「こんな素晴らしい賞をいただき、人生で一番の喜びでございます!」と満面の笑みで喜びを語った。



 花總は、日本武道館のステージに立つのはこれが初めて。「育くんのおかげです」と言い、さらにイヤモニ(インイヤーモニター)を付けるのも初めてだそうで、「さっきハマらないと思ったら、右左逆だったの!」とお茶目な一面を見せて観客をほっこりさせた。そんな花總とは「ホール・ニュー・ワールド」「私が踊る時」「私だけに」「愛のテーマ」といったミュージカルの楽曲をデュエットで披露。見つめ合って歌う2人の姿に、観客もうっとり。歌唱後、『エリザベート』での共演時を思い出したと言う花總は「懐かしい気持ちになりました」と語り、山崎も公演時を振り返ってしみじみとした表情を浮かべていた。



 余韻が残る中、急にステージが暗転すると、スクリーンにてミュージカル『モーツァルト!』出演者からのメッセージVTRが流れる。山崎はヴォルフガング・モーツァルト役として出演していた同作を、一昨年に卒業。そこで今回“モーツァルト!卒業メドレー”と題したスペシャルなステージを展開することに。花總演じるナンネールとの掛け合いで始まり、1曲目の「赤いコート」から「僕こそ音楽」「残酷な人生」「愛していれば分かり合える」「何故愛せないの?」など『モーツァルト!』を代表する名曲が並び、役を演じていた頃の思いが込み上げて涙を浮かべながら歌う場面も。メドレーの最後の楽曲「影を逃れて」では「音楽を志す後輩にチャンスを与えたい」という山崎の思いで160人を超えるクワイヤを背負って歌い、実際のミュージカルさながらの圧巻のステージを繰り広げた。



 そんなクワイヤたちの歌声が合わさり、いつもより豪華バージョンとなった「On Your Side」も披露。一緒に手を振る演出で、会場を一体感に包み込んだ。アンコールでは、1ヶ月後はクリスマスということで、ゲストをもう一度ステージに呼び込み「赤鼻のトナカイ」や「ジングルベル」「サンタが町にやってくる」といったクリスマスソングメドレー。山崎からの少し早いクリスマスプレゼントに、観客は笑みを浮かべて喜んだ。



 さらにこの日はロバート秋山の「思春期の目」を他のゲストにも出番の最後にやってもらうという流れができていたのだが、全員がステージに揃った時にも「みんなで思春期の目をしましょう」と山崎が提案。クワイヤ約160人も一緒に思春期の目をするというシュールな様子に、客席は大笑い。盛り上がった後は、再び山崎ひとりのステージとなり、最後の曲「Keep in touch」へ。美しく伸びやかな歌声を響かせて観客を熱狂させた山崎は、「この1年も皆さんに支えてもらったおかげで、充実した素敵な年になりました。来年は新作ミュージカルもありますし、来年以降も楽しみにしていてください。良いクリスマスを、そして良い年をお迎えください!」と挨拶。客席に向かって投げキッスを送り、大歓声に包まれるなかイベントは幕を閉じた。

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