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梅宮アンナ、ラジオゲスト出演で乳がん語る くじけず行動する姿に森田健作エール「お父さまも同じ考え方じゃないかな」
ステージ3Aの乳がんを公表したタレントの梅宮アンナ(52)が26日、東京・有楽町のスタジオでラジオ収録に訪れ、術後の経過や心境を語った。梅宮は右胸の全摘手術を経て、14日に退院を報告。自身のインスタグラムで、術後の経緯や悩みなどを公表している。
【集合ショット】梅宮アンナを囲み集結!収録後の記念ショット
この日は、前千葉県知事で俳優の森田健作(74)がパーソナリティを務めるFM NACK5『森田健作 青春もぎたて朝一番!』(毎週日曜 前6:30)と、ニッポン放送『森田健作 青春の勲章は くじけない心』(毎週月曜 後6:20)2本の収録が行われ、梅宮がゲスト出演。冒頭で森田は、梅宮の父で2019年に亡くなった辰夫さんとの思い出に触れた。
『青春もぎて朝一番!』で森田のバートナーを務める酒井法子(53)が梅宮について「すごく前向きに病気と向き合っていらしゃっる。本当にすごいなって、心から応援しています」と紹介。梅宮は「誰かがやらないとという思いで。父に似て熱いんですね」と明るく話し、「健作さんのように太陽に向かって走っていく感じが好きなんです」と、SNSで発信している思いを語った。
酒井が「綺麗だしかっこいい。みなさんの前に出ていること自体もすごい精神力です」と尊敬すると、梅宮は、病気になりショックで落ち込んだが「それでも頑張るしかないんですね、自分で」ときっぱり。「自分で治すって、治そうという気持ちがあって繋がるもの。何度も心が折れて泣くんだけど、必ず前に進んで目標をつくる、希望を捨てずがんばる。前向きにって難しいときもあるけど、そのときはたくさん泣けばいい」としみじみ語った。
それを聞いた森田は、「『ああ、梅宮さんだ』って思っちゃう」と、辰夫さんを思い出したと語り「自分も“病は気から”ってすごく思う。だからこそ、前向きに考えないと。お父さまも同じような考え方じゃないかな」と振り返った。
梅宮は父について「暗く考える人ではなかったので」と共感。「でも私はネガティブも両方持ってる(笑)」としつつ「こういうふうに病気になるのも、たぶん意味があるのかなって。だったら、こういう病気になったんだから何か残さなきゃって」と、同じ境遇で悩む人に向けた思いを吐露。森田が「淡々としゃべってるけど、つらいこともあるでしょう。(梅宮の発信で)助かっている人いますよ。きっとお父さんも頑張れよって言ってると思うよ」とエールを送ると、「ちょっと今涙が…。1人でいいから、ありがとうって言ってくれたらそれだけで私はしあわせ」と力を込めた。
梅宮がゲスト出演した『森田健作 青春もぎたて朝一番!』は12月22日、『森田健作 青春の勲章は くじけない心』は12月23日に放送される。収録は『青春の~』のアシスタントを務める西村知美(53)も出演した。