【音楽】
サザンオールスターズ、歴代アルバム全15作をリマスター&3週連続で配信 参加型WEBメディアもオープン
ロックバンド・サザンオールスターズが来年3月発売の16枚目のオリジナルアルバム『THANK YOU SO MUCH』のリリースを待つ人たちに感謝の気持ちを込め、3週にわたって歴代オリジナル・アルバム15作品のリマスター音源を配信限定でリリースすることが27日、決定した。また、各アルバムの楽曲解説ページやスペシャル・ムービーが公開されたほか、総勢30人のライターとリスナーでサザンを語り尽くすWEBメディア「サザン・タイムズ」がオープンした。
【画像】サザンオールスターズ“THANK YOU SO MUCH”キービジュアル
1978年リリースのデビューアルバム『熱い胸さわぎ』から2015年リリースの『葡萄』まで、歴代オリジナル・アルバム全15作品が2024年の最新マスタリング技術によりアップデートされ、きょう27日より3週にわたって配信限定でリリースされる。
当初“今冬リリース”と謳われていた16作目の新アルバムだが、制作が進む中でのさらなる完成度の追求により、リリース時期を来春3月へと変更することとなった。予定よりも後ろ倒しとなったリリースを楽しみに待っているファンへの感謝を込め、バンドが歩んできた“オリジナル・アルバムの歩み”を令和現代でも「アルバムという1つの作品として今一度聴いて楽しんでほしい!!」という想いのもと、ダウンロード・およびストリーミング配信限定でリリースされる運びとなった。
バンドはデビュー以来、46年を超える歴史の中で計15作のオリジナル・アルバムを発表してきた。今回配信限定でリリースされるリマスター音源は、リリース当初のオリジナル・マスターに限りなく忠実に、2024年の最新マスタリング技術によりアップデートされ、デジタルでの楽しみ方に適したサウンドに磨きがかけられている。
新アルバムリリース・全国ツアー開催にむけて公開された『THANK YOU SO MUCH』特設サイト内には、今回のリマスター配信を受けて全15作品のアルバムの収録曲や解説をまとめた特設ページが公開された。加えて「サザン・タイムズ」なる参加型WEBメディアもオープン。これまで長きにわたってバンドを追ってきたベテラン音楽評論家から新進気鋭の若手ライターまで、総勢30人の音楽ライターが筆を取り、サザンについて語り尽くす。
作品毎に通常のアルバム・レビューに加えて“もしもサザンオールスターズが今年2024年デビューの新人バンドだとしたら…”という設定で書き下ろされるユニークかつ斬新な目線のレビューも順次掲載されていく予定だ。また、同サイト内の投稿フォームからは一般のリスナーもレビューを投稿することができるなど、多様な書き手が集まる、みんなで語り合うことのできる独自のWEBメディアとなる。公式YouTubeチャンネルに同時公開されたスペシャル告知トレーラーにも注目だ。
■サザンオールスターズ 歴代オリジナル・アルバム全15作品リマスターver. 配信スケジュール ※()内はオリジナルリリース日
2024年11月27日配信リリースタイトル
『熱い胸さわぎ』(1978年8月25日)
『10ナンバーズ・からっと』(1979年4月5日)
『タイニイ・バブルス』(1980年3月21日)
『ステレオ太陽族』(1981年7月21日)
『NUDE MAN』(1982年7月21日)
2024年12月4日配信リリースタイトル
『綺麗』(1983年7月5日)
『人気者で行こう』(1984年7月7日)
『KAMAKURA』(1985年9月14日)
『SOUTHERN ALL STARS』(1990年1月13日)
『稲村ジェーン (SOUTHERN ALL STARS and ALL STARS)』(1990年9月1日)
2024年12月11日配信リリースタイトル
『世に万葉の花が咲くなり』(1992年9月26日)
『Young Love』(1996年7月20日)
『さくら』(1998年10月21日)
『キラーストリート』(2005年10月5日)
『葡萄』(2015年3月31日)