【音楽】
NCT WISH、デビュー後初の単独ツアー開催 思いあふれて涙「6人で頑張ります」

『2024 NCT WISH ASIA TOUR LOG in JAPAN』を開催した(左から)リョウ、ユウシ、シオン、サクヤ、ジェヒ


 グローバルグループ・NCT WISHが28日、神奈川・パシフィコ横浜国立大ホールでメジャーデビュー後初の単独ツアー『2024 NCT WISH ASIA TOUR LOG in JAPAN』を開催した。



【ライブ写真多数】キラキラとしたステージで魅了したNCT WISH



 NCTzen(エヌシティズン※ファンネーム、以下「シズニ」)の期待が高まる中、ステージ中央のLEDが開いてメンバーが登場。デビュー楽曲「WISH(Japanese Ver.)」を披露し、ゲームの世界に誘った。



 ゲームの世界観に引き込まれたメンバーたちは、パフォーマンスを通し、ゲームを観客とともにクリアしていくことに。「Dunk Shot」では、バスケットゴールにシュートを決められなかったメンバーがかわいい被りものをするという挑戦も。この日は、メンバー全員が失敗し、キュートな姿に。観客からは歓声が上がっていた。



 さらに、12月25日にリリース、11月27日に先行配信したJapan 1st アルバム『WISHFUL』のリード曲「Wishful Winter」は、スタンドマイクを使用して歌唱。クリスマスを彷彿(ほうふつ)とさせる振付で会場を盛り上げた。アルバム収録曲12曲を加えた全17曲(アンコール、メドレーを含む)をパフォーマンスし、2時間にわたった同公演は、希望と願いをシズニとかなえていくというチームテーマをライブでも伝えるステージとなった。



 最後のMCでは、ジェヒが「緊張しましたが、(シズニの)ペンライトを見たら気にならなくなりました。いつも勇気と自身、エネルギーをもらっています。ありがとうございます」と感謝。サクヤも「皆さんの声がエネルギーになっています」と伝え、シオンは「たくさんのシズニの前で歌えることがうれしいです。シズニの皆さんが自信になります。僕もシズニの自信になれるようなアーティストになります」と今後の活躍を誓った。



 そして、会場を見わたしたユウシは「ちょっと泣きそうになりました。皆さんの顔を見ると涙が出そう」と思いがあふれて言葉を詰まらせる場面も。シオンがユウシとおでこを重ねて寄り添うと、ユウシは「こうして僕たちの応援をこんなにたくさんの方がしてくれて。ありがとうございます」と涙ながらに感謝の思いを伝えた。



 リョウは「ツアーで(シズニに)会える機会が増えると、絆が強くなる気がします。信じ合える存在になれることを願って頑張ります」と力強く宣言。シオンは「シズニが幸せでいるために6人で頑張ります」と休養中のリクに思いをはせた。



 同ツアーでは、11月3日の石川公演を皮切りに全6都市12公演を巡る。神奈川公演後は、兵庫、福岡、愛知と駆け抜け、約3万人を動員する。



 NCT WISHは、サバイバル番組『NCT Universe:LASTART』を通じて結成。日本出身のリク、ユウシ、リョウ、サクヤ、韓国出身のシオン、ジェヒ(デヨンが活動名変更)からなる6人組。“無限拡張”を掲げてきたグローバルボーイズグループ・NCTの最後のチームとして結成された。



 2月21日に東京ドームで行われたSMエンターテインメント所属アーティスト集結のライブイベント『SMTOWN LIVE 2024 SMCU PALACE @TOKYO』初日公演で初ステージとなり、日韓同時デビューを果たした。同28日に日本1stシングル「WISH」でメジャーデビューを果たした。なお、リクは体調不良のため休養中となる。

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