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COMPLEX、約10億円を石川県に寄付へ 能登半島地震の復興支援ライブの収益
吉川晃司と布袋寅泰のユニット・COMPLEXが、能登半島地震の復興支援として開催したライブの収益10億円超を石川県に寄付する。28日までに石川県、布袋寅泰、吉川晃司がそれぞれ発表した。
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石川県の馳浩知事は27日の定例記者会見で「先方ともご相談の上、応援基金を通じて能登官民連携復興センターが行う被災地の決め細かな復興活動への支援に当てることとした」と報告。 県は寄付金をもとに「能登復興応援基金」を創設し、一次産業の再興や子どもたちの交流拠点の整備費などに充てる方針という。馳知事は「改めて吉川さんと布袋さんをはじめとする関係者の皆様に深い感謝を申し上げたい」と語った。
布袋、吉川も同日までにそれぞれ公式サイトを更新。COMPLEX「日本一心」における令和6年能登半島地震への義援金寄付に関するご報告と題した文書を掲載。「去る5月15、16日の両日、東京ドームでのCOMPLEX「日本一心」公演は今年1月1日に起きた令和6年能登半島地震で甚大な被害を被った被災地の皆さまへの支援を目的としておこなわれました。趣旨に共感、ご理解をいただいたたくさんの皆さまがご来場くださり、公演を大盛況裡に終えることができました。本当にありがとうございました」とつづり、「公演およびコンサートグッズ、公演を収録したBlu-ray・DVDの売り上げから、10億円を超える義援金を集めることができました」と報告した。
同ユニットは「日本一心」の旗を掲げて5月15・16日に東京ドーム公演を開催。
COMPLEXがライブを行うのは、2011年、東日本大震災の復興支援を目的として、同年7月30・31日に開催した東京ドームでのチャリティーライブ以来13年ぶりとなった。