【アニメ】
山田孝之、“クロワッサンの赤ちゃん”声優オファーに「あ、やりたい」 『パンの赤ちゃん』新キャストにぼる塾・田辺智加ら
オリジナル短編アニメーション『パンの赤ちゃん』(YouTubeにて12月6日公開)の追加キャスト5人が発表され、クロワッサンの赤ちゃん役を俳優の山田孝之が務めることがわかった。
【画像】山田孝之が演じるクロワッサンの赤ちゃん
追加キャストはこのほか、ドーナツの赤ちゃん役をお笑いカルテット・ぼる塾の田辺智加、フランスパンの赤ちゃん役をスリーピースロックバンド・ヤバイTシャツ屋さんのこやまたくや、猫役をピン芸人のコウメ太夫、泥棒役をCMディレクター・映画監督の岩崎裕介氏が演じる。
予告編として、今回が声優初挑戦となる田辺演じるドーナツの赤ちゃんほか、個性豊かなキャラクターたちの声を初公開した。
パンの赤ちゃんたちは、「リ」や「ミ」などの短いことばで、感情表現や意思の疎通をはかる。山田演じるクロワッサンの赤ちゃんを象徴するセリフは「ク」。
山田は疑問形の「ク」、決意の「ク」、端的な「ク」など、監督から飛び出すさまざまな「ク」の要望にも真摯に向き合い、ブース内で監督から「いまの『ク』めちゃくちゃよかったです!!」と声をかけられ、山田は「はい…(?)」といったやり取りが繰り広げられた。
山田は最初、同アニメのオファーを受け「なんだこれ」と思ったが、昔から猫好きで、クロワッサンの赤ちゃんが猫に憧れのあるキャラクターであるという点が重なり「あ、やりたい」と今回の出演に繋がった。
街の小さなパン屋さんを舞台に、パンの生地=パンの“赤ちゃん”たちが泥棒に立ち向かう様子を描いた内容。声優の花澤香菜、小倉唯、上村祐翔、大空直美が“クリームパンの赤ちゃん”役を演じる。
■ドーナツの赤ちゃん役:田辺智加(ぼる塾)コメント
いつかキャラクターに声を当ててみたいと夢に見ていました。その夢が叶ってとても嬉しいです。役柄もドーナツの赤ちゃんで大好きなドーナツに声を当てる事ができるなんて!アフレコはとても緊張しました。セリフは「ド」なので色んなドを出したつもりです。大空さん(クリームパンの赤ちゃん4役)のアフレコを見学させていただいたのですが、体全体で表現していて生でプロのお仕事を見ることができて幸せでした。相方の酒寄さんのお子さんに「このドーナツの赤ちゃん田辺さんなんだよ!」と伝えるのが楽しみです。
パンの赤ちゃんたちの奮闘をぜひ皆さまご覧ください!!
好きなパン…クロワッサン
■フランスパンの赤ちゃん役:こやまたくや(ヤバイTシャツ屋さん)コメント
フランスパンの赤ちゃん役のこやまたくやです。普段は「ヤバイTシャツ屋さん」というバンドでギターボーカルをやっております。
皆さんも一度はフランスパンの赤ちゃん役を演じてみたいと思ったことがあると思うのですが、いかがでしょうか? 僕も以前よりフランスパンの赤ちゃん役を演じてみたいと考えていたので、このような機会をいただけて光栄です。
アフレコは緊張しましたが、パン生地のように伸び伸びと演じることができたと思います。この作品を沢山の方に観てもらいたいという期待が、パン生地のように膨らんでいます・・・!
好きなパン…カレーパン
■クロワッサンの赤ちゃん役:山田孝之コメント
“クロワッサンの赤ちゃん”役のお話をいただいて、一瞬「なんだこれ」と思いました。ただ、内容を見ると、クロワッサンなのに何故か猫に憧れている役ということで。僕も猫が好きで猫に憧れているようなところがあるので、「あ、やりたい」と思いました。
アフレコはとても楽しかったです。普段は体全部で表現をすることが多いので、音だけっていうのが結構難しかったのですが、この子(クロワッサン)が感情表現してくれているので、この子に乗っかるだけって感じでした。何回も観れる作品だと思います。フッと一瞬、息抜きをしたいときに楽しんで観てください。
好きなパン…フォカッチャ
■猫役:コウメ太夫コメント
「パンの赤ちゃん」というタイトルを聞いて、第一印象はとても可愛いアニメなんだろうなあと思いました。出演されている方々も豪華なメンバーでびっくりしました。
最初に猫の役と聞いた時は、鳴き声だけでどう表現したらいいのだろうと思いました。実際に「ニャ―ニャ―」の中に思いを入れながら表現してみると、本物の猫ってこんな気持なのかな?という気持ちも湧きました。
是非「パンの赤ちゃん」観てほしいです!とっても可愛いので猫役の私の声優表現も楽しんでもらえたらと思います。
好きなパン…カレーパン
■泥棒役:岩崎裕介氏コメント
泥棒役の岩崎裕介と申します。普段はCMディレクターをしています。戦友・市川晴華監督から「パンのアニメを作るので、声優をやってくれ」と誘ってもらい、「パン!?ワーイ」と浮き足立っていたところ、泥棒役でした。
この作品のチャームポイントは。まず3分半という尺の中での超展開、細部に至る作り込み。予定調和を嫌う市川監督によるリズムの破壊、裏切り。そしてそれらが積み重なった果てに待つ、カタルシス。可愛げだけど、一筋縄ではないアニメに仕上がっています。
刮目せよ、パン赤を!市川晴華という、才能を!
好きなパン…エピ