【エンタメ総合】
『それぞれの孤独のグルメ』最終話 ゲスト主人公・川原和久、松重豊との共演“40年ぶりくらい”【コメントあり】
俳優の川原和久が、20日放送のテレビ東京開局60周年連続ドラマ「孤独のグルメ特別編」ドラマ24『それぞれの孤独のグルメ』(深0:22~)の第12話に、ゲスト主人公として登場する。タンカー船船長・中町洋介として、港メシを楽しむ。
【番組カット】テーブルに広がる料理を楽しむ井之頭五郎(松重豊)
同局の深夜ドラマとして、シーズン10作にわたり放送してきた松重豊主演『孤独のグルメ』。輸入雑貨商を営む主人公・井之頭五郎が営業先で見つけた食事処にふらりと立ち寄り、食べたいと思ったものを自由に食す、至福の時間を描いた人気グルメドキュメンタリードラマ。
放送開始から12年目を迎え、11作目となる今回は、松重自身が構想、企画発案。誰にも邪魔されず、気を使わずにものを食べるという幸福な孤高の行為は、誰しもに平等に与えられる至福の時間。そんな時間を性別、年齢、職業、それぞれの環境でそれぞれが、自由に“孤独のグルメ”を楽しむ多彩なゲストを迎え、それぞれの物語として描く、オムニバスグルメドラマとなっている。
いよいよ最終話を迎える『それぞれの孤独のグルメ』。ゲスト主人公の川原演じるタンカー船船長の中町は長い航海中、船内の食堂では若い船員たちに好まれるとんかつやグラタンなどのメニューが多く胃疲れを感じていた。久しぶりに船を降りた横浜で胃に優しい食事を求め、新人の頃、船長に連れて行ってもらった店を訪れる。年の瀬に中町が選ぶ港町メニューとは。一方、仕事納めの井之頭は、アポまでの時間で食事をすることに。
■川原和久コメント
――『それぞれの孤独のグルメ』へのご出演が決まった時のお気持ち、台本を読んだ感想などをお聞かせください。
お話をいただいた時、正直どうしたものかと悩みました。というのも私、少々苦手な料理や食材があり、まぁ平たく言えば、好き嫌いが多少あると言いますか、その上、小食で食べるのが遅い!食べる量やスピードは頑張れるが、苦手なものを飲み込めるのか、しかもおいしそうに。後日、送られてきたメニューを見て、喜んでお引き受けさせていただきました。
――井之頭五郎(松重豊)との共演はいかがでしたか?
松重君とは40年ぶりくらいですかねー。当時、お互い小劇場演劇というカテゴリーで活動してて、顔見知りでした。私の記憶が正しければ、東京に出てきて初めて見上げた男が、松重豊でした。デカっ!それは西武池袋線の電車の中。つり革を持ちながら。それが、初めて話した時だったのか、見かけただけかは定かではありませんが。
――楽しみにしている視聴者へのメッセージ
おそらく人生で初めて、料理をムシャムシャガシガシ凄い勢いでおいしくいただきました。もうそれはそれは満腹の極みです。同学年の松重君はさらにその上手をいく天晴れな食いっぷり!お見事!楽しんでいただければ幸いです。