【アニメ】
『SANDA』来年秋に放送開始 PV公開で出演は三田役を村瀬歩・サンタクロース役を東地宏樹

『SANDA』来年秋に放送開始 (C)板垣巴留(秋田書店)/SANDA製作委員会


 テレビアニメ『SANDA』が2025年秋に放送されることが発表された。ティザービジュアル・PV、キャスト・スタッフ情報も解禁され、三田役を村瀬歩、サンタクロース役を東地宏樹、アニメーション制作は『ダンダダン』『きみの色』などを手掛けるサイエンスSARUが担当する。



【動画】筋肉ムキムキなサンタ! 公開された『SANDA』PV



 ティザービジュアルは、キャラクターデザイン・総作画監督の石山正修による描きおろしで、まだ幼さが残る愛らしい少年・三田と、力強さ溢れ出るサンタクロースの、同一人物とは思えない対照的な2人が描かれている。雪が降り、クリスマス感あふれるデザインの中、「サンタさん、友達を見つけてください。」と、ある子どもの悲痛な願いが書かれた印象的なビジュアルに仕上がった。



 監督は『ユーレイデコ』『SUPER SHIRO』の霜山朋久が務め、シリーズ構成・脚本に『ダンジョン飯』『らんま1/2』のうえのきみこ、音楽は田中知之(FPM)が初のアニメーションシリーズの劇伴を担当。キャラクターデザイン・総作画監督は『スコット・ピルグリム テイクス・オフ』の石山正修が務める。



 初となるアニメーション映像を収録したティザーPVでは、クリスマスの名曲「Stille Nacht」にのせて、爆風や炎に包まれたダイナミックなサンタクロース・ヒーローアクションを、サイエンスSARUならではの巧みな表現が散りばめられた期待感あふれる内容になっている。



 同作は、超少子化時代を迎え、子どもが過剰に保護された近未来の日本を舞台に描かれる、異色のサンタクロース・ヒーローアクション。漫画『BEASTARS』作者・板垣巴留氏による漫画が原作で、『週刊少年チャンピオン』で2021年~2024年にかけて連載された。



【三田一重役/村瀬歩】コメント

大人とは?子どもとは?という永遠の問いに対して、強烈なストーリーとキャラクターを武器に全力でこちらを殴ってくる力がある作品だと感じました。 その渦中にて揺さぶられ続ける三田を絶対やりたかったので超嬉しかったです! 巴留先生の唯一無二な個性がアニメでどう描かれるか楽しみにお待ちください!



【サンタクロース役/東地宏樹】コメント

まずは作品の世界観やキャラクターがとても好みすぎて。 決まった時は,とっても嬉しかったです!サンタクロース役なのですが、単なるおじさんではなく、少年の心を持っているという難しい役ですが、体当たりで臨ませていただきました。是非ともお楽しみに♪



【監督/霜山朋久】コメント

アニメ化にあたって「SANDA」のキャラクター達が放つ光をより輝かせるぞと言う気持ちで制作しています。「大人と子ども」とは、と悩む三田とそんな三田を振り回すキャラクター達が生き生きと動くのを楽しみにしてください!



【シリーズ構成・脚本/うえのきみこ】コメント

初めて原作を読んだとき冬村のことが好きになりました。脚本を書いて冬村のことが大好きになりました。大人になりかけている子どもたちの不器用な青春を見守ってください。何卒よろしくお願い致します。



【音楽/田中知之(FPM)】コメント

アニメーションの劇伴を全て担当するのは実は初めての経験で、非常に楽しくやらせていただいております。しかも初めてだと言うのに、従来の作法とは全く違う、フレキシブルでアグレッシブな劇伴の制作方法を提案差し上げたのですが、それを監督はじめスタッフの皆さまが受け入れてくださり、結果、非常に面白い作品が生まれそうであります。乞うご期待。



【キャラクターデザイン・総作画監督/石山正修】コメント

板垣巴留先生が描く魅力的な人物たちを、原作ファンの方々に「そうそう、色がついて動いたら絶対こうだよね!」と感じていただけるように、また初見の方々にも本作が板垣先生の作品に触れる一助となれるように、とにかく元の魅力を引き出すことに注力してデザインしました。



ドタバタしつつ、凍てつくも熱い物語を一瞬たりともお見逃しなく!皆さんにとって、素敵なプレゼントになりますように。



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