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中島健人、映画『知らないカノジョ』等身大の役柄で新境地「すっぴんを見られているようでちょっと恥ずかしい
歌手で俳優の中島健人が主演、シンガー・ソングライターのmilet(みれい)が映画初出演する『知らないカノジョ』が来年(2025年)2月28日に劇場公開される。中島演じる主人公・神林リクの場面写真が解禁となった。
【画像】中島健人のコロコロ変わる表情に注目!そのほかの場面写真
本作は、恋に落ちて8年、喧嘩(けんか)した翌朝、2人が出会わなかった世界になっていた――“もしも”の世界を描くファンタジック・ラブストーリー。
主演を務める中島は、2024年3月にグループを卒業してからは、ソロとしてアイドル、歌手、俳優とマルチに活動中。アーティストとしては、キタニタツヤとの特別ユニット・GEMNとしてアニメ『【推しの子】』第2期のオープニング主題歌「ファタール」をリリース、そして、ソロデビューも決定し、1stアルバム『N / bias』をリリースしたばかり。俳優としては、7月期にはドラマで主演を務め、現在配信中のHuluオリジナル海外ドラマ『コンコルディア/Concordia』で海外ドラマデビューを果たすなど着実にキャリアを重ねている。
そんな中島が今回演じるのは、小説家になるという夢をかなえて人気作家となり、最愛の人との結婚生活もうまくいっていると思っていた矢先、自分が小説家でもなく大切な人とも出会っていない<もう一つの世界>に迷い込んでしまうという、神様のいたずらに翻ろうされるキャラクター。中島自身がずっと憧れていたという三木孝浩監督の作品で、ファンタジック・ラブストーリーに挑んだ。
三木監督は今回の役柄について「大人になったのび太」をイメージし、「皆がまだ見ていない人間くさい中島健人を見てみたかった」という演出のもと、中島は大学時代の運命的な出会いから、環境が一変して戸惑い奔走しながらも成長していく一人の青年の姿を、共感性豊かに演じている。
今回解禁となった場面写真には、大学時代に一目ぼれしたミナミ(milet)と再会し恋に落ちる表情や世界が変わり全てを失って今にも泣きそうなほど混乱する姿、そして、前園ミナミへの取材で初めて二人きりで話せたときに見せる戸惑いながらも愛しさのあふれる表情のリクの姿が切り取られている。
できあがった本編を観た中島は、「すっぴんを見られているようでちょっと恥ずかしいですね。僕の全部を一回お見せしますけどいかがですかって感じです」と話していた。三木監督も「観客がリクに共感し、同じ感情で心を重ねるということに対して、健人くんは一段二段ステップを上がってくれた」と、中島の新境地の演技に太鼓判を押している。
■ストーリー
大学時代に出会い、お互い一目惚れして結婚した<リク>と<ミナミ>。それから8年、小説家を目指していたリクは、歌手の夢をあきらめたミナミのサポートのかいもあり、一気に人気のベストセラー作家となった。全てがうまくいっている、そう思っていたリクだったが、ある朝目を覚ますとミナミの姿はなく、出版社に打ち合わせに行くも出会う人々と全く話がかみ合わないことに戸惑いを覚える。なんと人気作家だったはずの自分は文芸誌のいち編集部員になっており、街には天才シンガーソングライターとして活躍する、自分とは知り合ってもいない“前園ミナミ”の姿と曲があふれていた――。