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アンナ・サワイ、ゴールデングローブ賞主演女優賞 配信ドラマ『SHOGUN』日本人がトリプル受賞

ドラマシリーズ『SHOGUN 将軍』(C)2024 Disney and its related entities


 米アカデミー賞の前哨戦とされる「第82回ゴールデングローブ賞」の各賞の発表が現地時間5日、ロサンゼルスのビバリー・ヒルトン・ホテルで行われ、FXのドラマシリーズ『SHOGUN 将軍』(日本ではディズニープラスで配信中)で、主演の真田広之に引けを取らない存在感を発揮した鞠子役のアンナ・サワイがテレビドラマ部門主演女優賞を受賞した。



【動画】『SHOGUN 将軍』本予告映像



 1981年に同じ原作小説をドラマ化した『将軍 SHOGUN』で“まり子”を演じた島田陽子以来の快挙となった。今回、真田が日本人初となる主演男優賞を受賞。浅野忠信も助演男優賞を受賞し、史上最多となる3人の日本人が栄冠を手にした。



 『SHOGUN 将軍』は、1975年に発表され世界的にヒットした、戦国時代の日本が舞台の小説が原作。真田演じる徳川家康にインスパイアされた武将・吉井虎永が、日本に漂着してきたイギリス人航海士と関わることで、戦乱の窮地をくぐり抜け、天下統一を目指す物語。



 真田はプロデュースも務め、衣装や殺陣(たて)など各分野に通じた日本の専門家を起用。「本物の日本文化」を発信することを強く意識したリアリティーのある演出や迫力あるアクションを随所に盛り込み、激動の戦国時代の物語を壮大なスケールで描いた。



 せりふの大半が日本語という異色の作品ながら、昨年9月に発表されたテレビ界のアカデミー賞にあたる「第76回エミー賞」で主要な賞とあわせてひとつのシーズンの作品として18の賞を受賞し、エミー賞で最多の受賞記録を打ちたてるなど、高い評価を得ている。シーズン2&3の制作も決定するなど、今後の動向も注目されている。

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