【映画】
「金ロー」、映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』3作放送 宮野真守&山寺宏一らが新吹き替え担当
日本テレビ系「金曜ロードショー」では、映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズを2月7日から3作連続で公開する。新たな吹き替え版となり、マーティ・マクフライを宮野真守、“ドク”ことエメット・ブラウンを山寺宏一が担当する。
【写真】『PART3』で歴史が明らかになる時計台
公開から40年を迎えた同シリーズは、タイムトラベルをテーマとしたSF映画。高校生のマーティとマッドサイエンティストなドクが、ドクが発明したタイムマシンによって引き起こされるさまざまなトラブルを解決しようと奮闘する。時代の差が醸し出す面白さを描いた今作は、フリとオチ、伏線回収の見事さなど、映画の楽しみが詰まった、不朽の名作として親しまれている。
宮野は「41歳の自分が10代の役を演じなければいけないので、年齢感を出すのには苦労しましたね(笑)。ふとすると大人の声になってしまうので、そこを注意しつつ、10代のやんちゃな感じ、未熟で青い感じをアメリカンに出していこうと意識しました。でも演じていて、役自体の難しさみたいなものはそれほど感じなくて、フィット感はありました。役のキャラクター性、マイケルの演技にも上手くハマれたのかなと思っています!」と自信を見せた。
山寺は「本当に今考え得る最高のキャスティング、最高の声優がそろったんじゃないかと、僕は客観的に思っているんです!僕の事は置いておいて(笑)。ですので、ぜひ楽しみにしていただきたいですし、今まで、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』に触れてこなかった方々にも、今回のこの新吹替版で見て、お気に入りにしていただけたらうれしいなと強く思います」と伝えた。
シリーズを通しての悪役で、度々トラブルを巻き起こす悪漢だが、どこか憎めないビフ・タネン(トーマス・F・ウィルソン)役は三宅健太、タイムトラベルしてきた息子のマーティに恋をしてしまう母のロレイン・マクフライを沢城みゆき、SF小説好きで変わり者、一生懸命だけど空回りしてしまうマーティの父親のジョージ・マクフライを森川智之、PART3で、ドクがタイムトラベルした1885年で、ドクと出会う女性教師・クララを朴ロ美が演じるほか、高木渉、関智一など個性派声優陣が参加する。
『バック・トゥ・ザ・フューチャー 新吹替版』(1985)は2月7日(後9:00~後11:19※25分拡大)、『バック・トゥ・ザ・フューチャーPART2 新吹替版』(1989)は14日(後9:00~後11:09※15分拡大)、『バック・トゥ・ザ・フューチャーPART3 新吹替版』(1990)は21日(後9:00~後11:19※25分拡大)に放送される。