【エンタメ総合】
吉村界人、ボクサー役に“運命” 「忘れられない作品になると思います」

映画『Welcome Back』公開記念舞台あいさつに登壇した(左から)川島直人監督、吉村界人、三河悠冴、宮田佳典、優希美青、松浦慎一郎


 俳優の吉村界人(31)が11日、都内で行われた映画『Welcome Back』公開記念舞台あいさつに登壇。本作への思いを語った。



【写真】ジーンズのジャケットでクールに決めた吉村界人



 新人王候補のボクサー役に挑戦した吉村は、撮影時を振り返り「現場では毎日そんなに余裕がなかったので、撮り切ることに必死でした。和気あいあいという感じではなかったですね(笑)」と笑みを浮かべながら回顧した。



 ボクシングのジムに約1年半通って役作りしたという吉村だが、撮影が終了した今でも熱が冷めず、ジムに通っていることを明かした。



 吉村は最後に「僕が幼い頃に父がボクシングやっていたと母から聞いていて、そういう“運命”ってあるのかなと思いました。自分にとって忘れられない作品になるのかなと思います」と話し、感慨深い様子だった。



 本作は、新人王最有力候補のボクサー・冴木輝彦(通称:テル)と生まれつき記憶力に長けているがコミュニケーションが苦手な友原勉(通称:ベン)。 2人は同じ団地で兄弟のように育った。 ベンはテルを真似てシャドーボクシングをしていられるだけで幸せだった。 ベンにとってテルは憧れで、絶対だった。だが、そんなテルが新人王決定戦で北澤に負けてしまう。



 しかし、敗北後も、テルは何事もなかったかのようにあっけらかんと振る舞う。ベンにも変わらず優しく接するが、テルの生活は少しずつ荒み、遊び呆ける日々。まるでボクシングなど初めから興味がなかったようにすら見えるその姿が、ベンを不安にさせた。憧れだったテルを、たった一度の敗北により失ってしまった。そんな喪失に耐えられないベンはある日、テルのグローブを持ち出して、「テルは負けない」「テルは負けない」と何度も呟きながら宿敵・北澤に復讐を誓い、歩き始める…というストーリー。



 イベントには、三河悠冴、宮田佳典、優希美青、松浦慎一郎、川島直人監督も登壇した。

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