【エンタメ総合】
宮根誠司、フジテレビは「今、奈落の底」 「クビになるかもしれないですけど…」と険しい表情で語る
フリーアナウンサーの宮根誠司がキャスターを務めるフジテレビ系『Mr.サンデー』(毎週日曜 午後10:00)が26日に放送され、フジテレビとタレントの中居正広氏との女性トラブルをめぐる一連の問題を特集した。
【写真】古市憲寿氏が投稿した笑顔で微笑む中居正広氏
この日番組では27日に行われる“やり直し会見”の内容を中心に解説。社員説明会での港浩一社長らの会見発言内容を詳細に報じたほか、中央大学法科大学院の野村修也教授が、日弁連指針の第三者委員会についてポイントを指摘。さらには27日の会見のポイントをまとめた。
宮根は明日の会見について「本当に15年お世話になってる一介の司会者ですから、クビになるかもしれないですけど」と険しい表情を見せながらも、「明日の会見が仮に成功しても、急にスポンサーは戻ってこないでしょ」と厳しい意見を浴びせた。
さらには「今のフジテレビっていうのは、個人的な意見ですよ。奈落の底ですよ。奈落の底に落ちちゃったんですね」と言い切った。
続けて「みんな一生懸命仕事してる中で、もう奈落の底でもがいてもがいて、誠実に番組作って、『フジテレビ変わったね』って視聴者の方とかスポンサーの方に思ってもらって、なんとか帰ってきてもらうことを信じてやるしかないなって」と現状を語った。
中居氏については昨年末に一部週刊誌が、女性とのトラブルがあり高額な示談金で解決していたことと報道。9日夜に中居氏が公式サイトで声明を発表し、トラブルがあったことは事実として「今回のトラブルはすべて私の至らなさによるものであります」と謝罪した。その後、各テレビ局やラジオ局のレギュラー番組が終了&降板が相次ぎ、23日にファンクラブサイトを通じて引退を発表した。
一方、中居氏の女性トラブルにフジテレビの局員の関与を指摘する報道があった同局をめぐっては、取材者を限定し、テレビ撮影を禁止するなど閉鎖的だった17日の会見は大きな批判を浴びた。これを受け、同局は27日に“オープン”な記者会見を改めて開催すると発表。会見には27日の会見には同局の嘉納修治会長、遠藤龍之介副会長、港浩一社長、親会社のフジ・メディア・ホールディングスの金光修社長が出席する。