【映画】
神尾楓珠、芸能界に入ってから自信なくなる 達観の境地「人には人のよさがある」
俳優の神尾楓珠(26)、中川大輔(27)、伊藤あさひ(25)が29日、東京・二松学舎大学附属高校で映画『大きな玉ねぎの下で』(2月7日公開)の公開直前学校イベントに登壇した。
【写真】高校生から黄色い悲鳴!サプライズ登場した伊藤あさひ&神尾楓珠&中川大輔
イベントでは高校生からの質問コーナーも実施。「自分に自信を持てる方法は?」という質問が。神尾は「むしろ芸能界入ってから自信ってどんどんなくなった。すごい人たちが多すぎて。その中でなんとかやってる」と苦笑い。それでも「人には人の良さがあるし、自分には自分の良さがあるというのを、ちゃんと見失わないようにしてたら自信がつくとは言わないけど、自分のことを嫌いにはならずにやっていけるのかな」と金言を贈った。
中川は「自分にあまり期待しすぎないようにする。こういうところでスベってもいいやぐらいの気持ちで」と話したが、「芸人さんじゃん」とツッコミが。中川は「俳優やってるんですけど(笑)。自分をに期待しすぎないと、自分にあまり失望することもないかなと思ってます」と中川は呼びかけた。伊藤は「すごい言い方ですけど、いつ人生が終わってしまうのかもわからない。今が1番大事な時期を、ずっと過ごしてると思う。そこで自信がなくても思い切ってやってみる。それで慣れてくるかなと思います。思い切ってやってください」とエールを送っていた。
今作は、ロックバンド・爆風スランプが1985年にリリースした名曲「大きな玉ねぎの下で」にインスパイアされたラブストーリー。SNSで簡単につながったり離れたりできてしまう時代に、あえてノートとペンで本音を綴りながら心を通わせていく、2組の男女の淡い恋を描く。
将来に希望が持てず就職活動も滞り中な丈流(神尾)と、自分の夢をまっすぐ追うあまり、できない自分が嫌になり葛藤する美優(桜田ひより)。夜はバーで昼はカフェになる「Double」でそれぞれ働くふたりは、日々抱えるもどかしさや悩みを一冊の連絡ノートに吐き出すようになり、互いの顔も声も知らぬまま心の距離を縮めていく。