【エンタメ総合】
東京タワー・前田伸社長、バブル崩壊後を証言 自ら駐車場に立ち…いきなり「100億円の負債」発覚

『人生ケンサク窓』に出演する森田健作、前田晋氏


 元千葉県知事で俳優の森田健作が、BS日テレ『人生ケンサク窓』(毎月第2・4土曜 前9:00)の2月放送回(8日・22日)に、東京タワーや千葉県富津市のマザー牧場を運営する前田伸(まえだ・しん)社長を迎える。このほど収録が行われ、2人が語らった。



【全身ショット】がっちり握手!森田健作&前田伸氏



 やや緊張気味の前田氏に対して、森田は「知事になってマザー牧場を伺ってからの付き合いになる」と説明した上で、「高校(正則高校)が芝公園にあったから、毎日毎日、東京タワーを見続けてきた」と場を和ませた。



 慶応大を卒業した1987年に大阪銀行に就職。海外勤務などを経て、90年にマザー牧場の副社長、2年後の92年には代表取締役に就いた。「経営者難があったんですね。銀行業から牧場業に呼び戻されたんです。ただ、副社長や社長と言っても入場券切りや駐車場の整理なども経験しました。しかも、バブル崩壊で人員の整理などのも直面して正直言って大変でした」 と明かす。



 2005年に兄・福三郎氏が急逝し、東京タワーの社長も兼務することになり、そこでも100億円の負債が発覚したという。前田氏は奮起し、新たな事業として観光事業の強化を図った。「タイミングが良かった。リリー・フランキーさんの小説が映画化(『東京タワー 〜オカンとボクと、時々、オトン〜』)されたことで注目を集めたんです」と振り返る。



 前田氏は、人生を支えてきた1曲としてジョン・デンバーの「カントリー・ロード」を挙げる。「アメリカの田舎を歌ったものですが、この曲を聴いていると、気持ちが癒されるんですよ」と語った。

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