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【ONE】野杁正明、フェザー級キックボクシング暫定世界王者決定戦が決定 武尊につなげる勝利を宣言「いい流れを作って、バトン渡す」

世界王者決定戦が決定した野杁正明 (C)ORICON NewS inc.


 3月23日開催の『ONE 172』(さいたまスーパーアリーナ)で行われる追加対戦カードが1月31日に発表され、フェザー級キックボクシング暫定世界王者決定戦として野杁正明vs.タワンチャイが決定した。



【集合ショット】圧巻!野朴正明&吉成名高ら『ONE 172』出場者



 野杁は「日本大会っていうこともあって、ここにいる日本人選手全員が勝たないといけないと思いますし、僕は武尊くんと2人で必ず勝つことを語らないといけないと思ってるんで、武尊くんの前に僕がいい形で勝って、いい流れを作って、バトン渡して、2人揃って勝ちたい」と意気込む。また対戦相手のタワンチャイについては「パンチも蹴りもできる最高の選手」と最大限のリスペクトを込めた。



 K-1で2階級制覇した野杁は昨年6月にONEに参戦し、初戦はランキング3位のシッティチャイ・シッソンピーノンに判定負けで黒星デビュー。初勝利を目指して12月にメンヤンと対戦したが、1ラウンド開始直後に右ストレートを被弾しダウンを奪われ、その後も盛り返せずに判定負け。キャリア初の2連敗を喫した。しかし敗戦からわずか1ヶ月後、シャーキル・タクレティと対戦。強烈なカーフキックでKOし、ONE初勝利を飾っていた。



 タワンチャイは現ONEフェザー級ムエタイ世界王者。2018年のルンビニースタジアム・オブ・ザ・イヤー、タイ国スポーツ局ファイター・オブ・ザ・イヤーなど複数の年間MPを受賞する肩書を持ち、2021年に鳴り物入りでONEチャンピオンシップに初参戦。2022年9月の「ONE161」でベットモラコット(タイ)を判定で下し、ONEフェザー級ムエタイ世界王者に。その後、同タイトルマッチでジャマール・ユスポフ(ロシア)、スーパーボン(タイ)、ジョー・ナタウット(タイ)を撃破。そして2025年1月24日の「ONE170」でスパーポンと再戦し、3度のダウンを奪う圧巻のTKO勝利。ONEフェザー級ムエタイで4度の王座防衛に成功した。



●『ONE 172』対戦カード



【追加】



・フェザー級キックボクシング暫定世界王者決定戦

タワンチャイ(タイ) vs. 野朴正明(日本)



・ストロー級キックボクシング暫定世界王者決定戦

ジョナサン・ディベラ(カナダ) vs. サムエー(タイ)



・バンタム級キックボクシング

秋元皓貴(日本) vs. ジョン・リネカー(ブラジル)



・フェザー級キックボクシング

マラット・グレゴリアン(アルメリア) vs. 海人(日本)

・アトム級ムエタイ

ラック(タイ) vs. 吉成名高(日本)



・キャッチウェイト キックボクシング1321bs

スリヤンレック(タイ) vs 龍聖(日本)





【既報】



・ONEフライ級キックボクシング スーパーファイト

ロッタン・ジットムアンノン(タイ)vs.武尊(日本)



・ONE世界フライ級王座決定戦

アドリアーノ・モラエス(ブラジル)vs.若松佑弥(日本)



・ONE世界バンタム級ムエタイ王座統一戦

スーパーレック(タイ)vs.ナビル・アナン(アルジェリア・タイ)



・ONEライト級

青木真也(日本)vs.エドゥアルド・フォラヤン(フィリピン)

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