【エンタメ総合】
ビートたけし、45年前の漫才ブームと今を比較「深いネタをやっているんだけど…」

“漫才ブーム”と今の漫才の違いについて私見を述べたビートたけし(C)ORICON NewS inc.


 タレントのビートたけしが7日、東京・浅草の東洋館で行われた『第7回江戸まちたいとう芸楽祭』プログラム『たけしが認めた若手芸人 ビートたけし杯「お笑い日本一」』に出席。1980年から2年間にわたって起こった“漫才ブーム”を、ツービートとしてけん引してきたたけしだが、当時と今の漫才の違いについて私見を述べた。



【集合カット】史上初!シティホテル3号室&ハマノとヘンミを祝ったビートたけしら



 たけしは「笑い声とかウケは(漫才ブーム)当時もすごいと思いますよ。ネタ自体、今の子の方が難しいと思う。ただ(漫才ブーム中に)あれだけ漫才見てきた人たちが、今の漫才を見たら、本当は(当時より)もっとすごく深いネタをやっているんだけど…。(イメージとしては)力道山と今のプロレスだと思っていただけたら」とコメント。「今は、すごく高度なことをやっているんだけど(あの当時)東京では、漫才見たことない人たちが漫才を見たから、あれだけ熱狂したと思う。でも、技とかは、我々よりもっと高度だと思います」と口にした。



 今回の本選進出者は、オッパショ石、元祖いちごちゃん、サイヤング、サルベース、ジグザグジギー、シティホテル3号室、TCクラクション、ハマノとヘンミで、シティホテル3号室とハマノとヘンミが2組同時優勝となった。



 ビートたけしや渥美清、萩本欽一など多くのスターを輩出してきた伝説の演芸場「東洋館」を舞台に、「第2のたけし」を目指す若手芸人が自慢のネタで激突。同大会では「その日一番ウケた奴に賞を贈る」という考えのもと、たけし本人が若手芸人の漫才・コントを直接審査する。ここでしか聞けないたけしの“超”真剣なネタ講評も、見どころのひとつとなっている。



 ビートきよしのサプライズ登場で大いに沸いた第6回大会は、2度目の決勝進出となった「ヤーレンズ」が満を持してのグランプリ獲得。過去には“優勝者なし”というまさかの結果もあったガチンコ審査もあったが、今年も白熱した戦いとなった。



■ビートたけし杯 歴代結果

第1回:マッハスピード豪速球

第2回:該当者なし

第3回:オキシジェン

第4回:四天王

第5回:ハンジロウ

第6回:ヤーレンズ

関連記事


最近の記事

茨城の求人情報

全国・世界のニュース