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【エンタメ総合】
令和ロマンくるま、『M-1』ファイナルの心境「2位だから厳しいな」 冷静に分析「新審査員は入れないと…」
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お笑いコンビ・NON STYLEの石田明(44)と令和ロマンの高比良くるま(高=はしごだか/30)が10日、都内で行われた「石田明『答え合わせ』× 高比良くるま『漫才過剰考察』刊行記念対談」に登壇した。
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「M-1グランプリ」で、2008年に王者に輝いたNON STYLEと、23年、24年と史上初の連覇を成し遂げた令和ロマン。『M-1』決勝のファイナルに選ばれたときの気持ちについて話すことに。石田は、「NON STYLE、オードリー、ナイツが残ったのなかで、(会場は)オードリーの空気になっていた」と振り返り。
そんななか、CM中にあった出来事として「大崎さんが来て『今、吉本の運命があなたの肩にかかってます』」と“激励”されたといい「初めて大崎さんと目が合ったんです。ちょっとうれしかった。(オードリーの勢いを感じて)優勝の可能性が低い、心が折れた状態で、吉本からの激励がはいった。『やるしかない』と思った」と語り、「この話をするとナイツの塙君から『俺らのことも話に入れてよ』って言われるんです」と笑った。
一方、くるまは「優勝するには(予選)1位通過が絶対」だったといい、その理由として、連覇の場合票が入りにくいと思った結果「3組の票が、4-4-1か3-3-3。同点の場合は1stステージの得点が採用されるから」と語った。
続けて「もっと言えば、新審査員は入れないとおもっていた。決勝前の段階では、塙さん、礼二さんはあってるけど。石田さんも入れてくれると思ってた。あとは大吉さん。でも全然違った」と笑い、「前後するんですけど、ファイナルに挑むときの心境としては『2位だから厳しいな』と。『ミルクボーイさんのとき(2019年)のかまいたちさんみたいになるなー』と思った」と語った。
石田の『答え合わせ』(マガジンハウス新書)は、漫才に対する分析が鋭すぎて「石田教授」とも呼ばれている石田が「漫才論」について語り尽くした1冊。「漫才か漫才じゃないかの違いは何か?」から、「なぜM-1ではネタ選びを間違えてしまうのか?」まで、独自の考えをまとめた。
くるまの『漫才過剰考察』は、辰巳出版のWEBマガジン「コレカラ」で連載していた「令和ロマン・高比良くるまの漫才過剰考察」をもとに、9割近くを書き下ろして制作された。M-1や漫才の面白さを、今までにない斬新な視点であらゆる角度から分析した1冊には、書籍化に際して行われた霜降り明星・粗品との特別対談も収録している。