【エンタメ総合】
『おむすび』妃海風、橋本環奈は「どこでも橋本環奈なんです。それがすごい」

連続テレビ小説『おむすび』の場面カット(C)NHK


 俳優の橋本環奈が主演を務める、連続テレビ小説『おむすび』(月~土 前8:00 NHK総合 ※土曜日は1週間の振り返り/月~金 前 7:30 NHK BS、BSプレミアム4K)に出演中の妃海風がコメントを寄せた。



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――出演が決まったときの気持ちは?



今は舞台を中心に活動しているのですが、ロンドンに行かせていただいた経験もあって、お芝居に関する興味・関心がより増していたタイミングでした。TVドラマで、さらに“朝ドラ”でお芝居の勉強ができるんだと本当に嬉しく思います。



舞台はお客様の状況や共演する相手の意識によってお芝居や空気感が変わることがあるんです。でもドラマの撮影では、自分の中で相手に投げられるお芝居をしっかりつくっていったうえで、現場では力を抜くという対応力と瞬発力が必要だなと感じています。



私は、平成元年生まれで、主人公の結ちゃんと同じ歳なんです。大阪出身ということで、阪神・淡路大震災に関しても身近に感じています。また、35歳になって身体の変化を感じ、何よりも食が大事だと考え、食の改善をしていたタイミングで今回のお話をいただきました。勉強にもなるし、主人公に寄り添いながら見ることができる作品だと思っています。



――演じる役・桑原美和について



台本を最初に読んだときに、ベテランの看護師でうわさが好きな友達がピンと浮かんできたんです。桑原とその友達に共通している良さは何かと考え、浮かんだのが「コミュニケーション能力」だったんですよね。うわさがたくさん入ってくる人って、思わず話したくなっちゃう人。そして、聞き出すのもうまい!良い距離を保って、ちょうどいいくらいの情報を与えてくれて、守るべき秘密は守ってくれる。もし私が新人看護師だったら、こういう人が上司にいたらいいなと思いました。私服がヒョウ柄なところも、友達と同じです(笑)。



朝ドラの撮影現場には、看護師として出勤し、今から患者さんをみるような気持ちで来ています。患者さんとの日常のやりとりなどをインプットするため、片っ端から看護師さんのYouTubeを見ました。日常のふとしたしぐさとかをちょっと取り入れて、本当の看護師さんが「あ、めっちゃリアル!」と思ってもらえたらうれしいです。



――橋本環奈さんや、共演者とのエピソード



橋本さんとは考えていることが時々リンクすることもあって、すごく居心地がいい。もちろんお仕事の仲間なんですけれど、それ以上に、一緒にいて落ち着いて休みの日も会いたくなる、高校生や中学生時代の友達みたいな存在です。今回の現場にいてくれて、とても安心します。ありがたいです。



橋本さんはどこでも橋本環奈なんです。それがすごいなと思いました。私が出会ったのは舞台の現場ですが、その現場でも、一緒に遊びに行くときでも、常に“橋本環奈だったんですよね。気さくで、コミュニケーション能力も高くて、明るくて。舞台も、ドラマも、プライベートもすべて、フルでエネルギーを使うことができる橋本環奈という存在の華やかさが、いろんな人を巻き込んで、これだけ人気になるんだなと感じています。



NSTメンバーの永野宗典さんのお芝居は、間とかタイミングとかが面白いな、心地いいなと思います。永野さんが、ガーッと寄ってきて「僕?」と言うお芝居があったんですけれど、私も現場で見ていたのに、映像で見たらもっと濃いお芝居に見えたんですよ。これまでドラマをやってきて、そういう表情の作り方も考えてこられて、生のお客様に見せるだけでなくて、映像に映って見せる方法もあるんだと、永野さんから勉強させてもらっています。



――視聴者へのメッセージと見どころ



桑原は一緒にいて落ち着ける人だと思っています。大阪新淀川記念病院には、本当に個性的なキャラクターばかりで、私が演じる桑原も個性は強いですが、やはりベテランということもあり、ちゃんといいところで場を和ますための話やアドバイスができる人。つねに空気を読んでいると思います。『おむすび』を見ている視聴者の方にも、「この人が出てきたら、結ちゃんが安心できるよね」と思ってもらえるような存在になればいいなと思っています。

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