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【映画】
松村北斗、新海誠監督からのクリエイター目線の感想に感心 「また発見できた」
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俳優の松たか子、松村北斗(SixTONES)が17日、都内で行われた映画『ファーストキス 1ST KISS』の大ヒット御礼舞台あいさつに登壇し、映画に寄せられた各界からの感想にコメントした。
【全身ショット】緑の鮮やかなワンピース姿で登場した松たか子
冒頭で松は「たくさんの方に映画を楽しんでいただけているようで、きょうのこのような時間を作ることができました」とあいさつ。松村は「公開から少し時間が経って、だんだん自分の中でもこの映画に対しての整理がついてきた」とし、「(舞台あいさつが)3回目ですけど、1番新鮮にいろいろ喋れそうだなと思う」と新たな気持ちがあると明かした。
周囲からの感想については多くあったという2人。松村は「身近な音楽やってる人たちとか、ラジオのチームとかからすごい熱烈な感想をもらって」とし、「自分たちが出てると見方がわからなくて、結局どういう映画として届いているんだろうってわからなかったんですけど、やっとこういう声をもらって、すごくやっぱすてきでいい映画なんだなということが、いま実感できている状況ですね」と静かに語った。
ここでMCが、著名人から寄せられた感想を紹介。スタジオジブリの鈴木敏夫プロデューサーからは「とにかく見ていて気持ちがよかった」、新海誠監督からは「なんてチャーミングな映画、なんて見事な構造。エンドロール後、思わず拍手してしまいました」とのコメントがあった。
松村は、映画『すずめの戸締まり』(2022年)からの縁がある新海誠監督ついて「ご縁があって仲良くさせていただいているんですけど、必ず見てくれていて、お会いしてから、僕が出る映画を…」としながら、少し間をおいて「…構造のこととか、そっか、やっぱ新海さん自分で作られる方なんで、そういうところがおもしろいんだ、って今また発見できたというか」と納得した様子。「そっかそっか」と繰り返しながら、「構造がおもしろいんですって」と、松に投げかけながら、「この辺がやっぱりすごいですね」と感心しきり。
「我々はクリエイターではない」とした松村に、松も「構造の中にいて…ね」と共感。「いろんな見方を逆に私たちが知るという感じはおもしろいです」と明かした。
今作は、映画『怪物』(2023年)の坂元裕二氏のオリジナル脚本を、『ラストマイル』(24年)、『グランメゾン・パリ』(公開中)などの塚原あゆ子氏が監督を務めて映画化。結婚して15年目、事故で夫が死に、残された妻は第二の人生を歩もうとしていた矢先、タイムトラベルする術を手に入れ、未来を変えようと奮闘するという、時空を越えた壮大なラブストーリー。主人公・硯(すずり)カンナ役を松、カンナの夫・駈(かける)役を松村が演じる。7日より全国332館で公開され、16日までの10日間で、観客動員54万人、興行収入7.7億円を突破している。