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【音楽】
布袋寅泰、BOOWYとしてライブハウスでの下積み時代を語る「何やっても空回り」
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ギタリストの布袋寅泰(63)が、デジタルに特化した音楽専門校「バンタンミュージックアカデミーPOWERED BY ユニバーサルミュージック」の特別顧問に就任することが決定し、18日に都内で行われた記者発表会に登場した。トークセッションでは、布袋の下積み時代のエピソードが語られた。
【写真】オールブラックスーツでビシッと登場した布袋寅泰
10代のころは、地元の仲間でアマチュアバンドを組み、ちょっとしたスペースを借りてはライブを行っていたという布袋。そこからプロを目指し東京に上京し、BOOWYを結成したが、「ライブハウスからの、本当ゼロからのスタートだった」と語る。
東京ドーム公演を行うまでの伝説的ロックバントとなったが、「ライブハウスの方が長くてですね。いわゆる売れた、ブレイクしたのは最後の2年でしたね。初めの4年間はもう何をやっても空回り。でもその時間が結局は良かったんだと思うんです」と振り返る。
「なんで自分たちの音楽が伝わらないんだ、じゃあこうやってみよう、もっとこうやってみよう。ライブハウスで目の前にいるお客さんの反応を見ながら、いろんなトライをして、バンドで乗り越えてきたっていう思い出がありますね」と今につながる経験をしたと回顧していた。
同校は、日本で初めてユニバーサルミュージックが提携した音楽スクール。高等部、専門部、大学部を設置し、大卒・高卒資格を取得しながら実践的な音楽スキルを学べる、デジタルに特化した新しい音楽専門校として、2026年4月に開校する。