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女性の約50%がメンズファッションに関心、メンズスタイルでオーダースーツを仕立てるケースも

女性のメンズスタイルオーダースーツ


 青山商事は、同社が展開する「洋服の青山」10代~50代以上の女性アプリ会員に対して、2025年春オーダースーツに関する意識調査を実施した。同社は、2023年10月よりオーダーメイドブランド「Quality Order SHITATE(クオリティ オーダー シタテ)」を「洋服の青山」全店で導入している。



【画像】女性の50%はメンズファッションに関心、女性が着こなす「メンズスタイルオーダースーツ」着用例



 調査結果としては、女性の年代を問わず、約50%がメンズファッションに関心があることがわかり、女性の3人に2人は、スーツは性別を問わないファッションであると考えているという。女性全体の25%は「メンズスタイルのオーダースーツを仕立ててみたい」と感じており、 特に20代以下では3人に1人とその割合も高くなっている。



 さらに、メンズスタイルのオーダースーツに興味がある女性の多くは、デザイン、サイズ感、オプションに魅力を感じていると回答。 特に20代以下では、「ダブルのジャケット」で様々なスタイルに合わせることに関心を持っている。実際にメンズオーダースーツを購入した人は、「ファッションとして興味があった」「デザインが好みだった」「自分に合ったサイズ感が得られた」といったポイントで購入している。機能面では、ポケットのサイズや数、裏地のデザインにもこだわる声が多かった。



 コロナ禍を経て、ビジネスウエアの価値観は変化し、自分好みにカスタマイズできるオーダースーツは注目を集めている。特にZ世代は、「周囲と同じ」ではなく「自分らしく」を大切にする傾向が強いのも特徴となっている。



 また、普段のファッションにおいても、ジェンダーに縛られずに自分らしいスタイルでアイテムを選択する若者も増加傾向で、最近では女性がメンズスタイルでオーダースーツを仕立てるなど、ジェンダーレスの考え方も強くなっているという。店舗からも女性に対して、メンズスタイルのオーダースーツを案内することが増えてきたなどの声もあることから、今回のアンケートを実施した。

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