
【エンタメ総合】
高橋優斗、社長業に本音「キツいっす…」 それでも選択に後悔はなし

元HiHi Jetsの高橋優斗(※高=はしごだか)が22日、横浜高島屋 地下1階 Foodies’ Port2 ベーカリースクエア ベーカリー POPUPで自身が代表取締役社長CEOを務める『横浜バニラ』POPUPをオープン。ブランド初となる第一弾商品「塩バニラフィナンシェ」の販売をスタートさせた。
【動画】元HiHi Jets・髙橋優斗、アイドルから社長へ転身も後悔ないと語るも「簡単な決断ではなかった」
開店前に取材会も実施。 CEOとして高橋は登場。「本日から横浜バニラを発売開始させていただきます。我々の横浜バニラ株式会社の新たな1歩、きょうからがスタートだと思っています」と決意を新たに。「新定番土産を目指す『横浜バニラ』ブランドの塩バニラフィナンシェを1人でも多くの皆様にお届けできるように頑張ってまいりたいと思います」と話していた。
門出の日を迎えた心境を問われると「本当に急ピッチで迎えたので…。『間に合った』という喜びと『まだ間に合ってない…』という不安が。間に合ってないというのは横浜高島屋さんに搬入させていただいてから発売まで、きょう店頭に立っていただける皆さんは普段から業務を担当されてる方でスキルがすごい方ばかりで事前研修とかなかったので、お打ち合わせはしているんですが実際には初めて顔合わせをするんです。どのような感じで回ってくのかっていう不安で…。あと搬入とかも僕が結構やるです。トラックが来て、そこに行って大量の『塩バニラフィナンシェ』を運ぶ作業があったりする。動線が、すごい複雑なんですよ!迷子にならずにいけるのかっていう不安がありながら」と打ち明ける。それでも「後悔がないように、当社一同走ってきました。きょうという日を完璧に迎えられるように設計してスケジュールも組んだ。時には本当に『もう、これ間に合わないよ…』という厳しいトラブルもたくさんあったんですけど、なんとかたくさんの方に支えられて。我々の理想の形、1つも妥協することなく、きょうという日を迎えられた。そういう自信と、そしてこれから始まるというソワソワ感、そして僕の当社にとっての新たなフェーズに入るんだなという緊張感があって、すごく変な気持ちです」と話していた。
大好きな生まれ育った街・横浜を盛り上げたい一心で立ち上げた会社。お土産という業態を選んだ理由は「我々が作ったプロダクト、お土産はその地を訪れた最後の思い出になると思っています。なので横浜の魅力を伝えるチャンスだと。『塩バニラフィナンシェ』を横浜に訪れた人にはぜひ手に取っていただいて、それを地元の住んでるとこに持ち帰っていただいて、それを自分の大事な人に渡していただきたい。その時に横浜での思い出だったりとかの話をしていただいて、その時に一緒に『塩バニラフィナンシェ』を食べていただく。で、思い出がまた伝わった時に、横浜の魅力も伝わって、今度はその自分の大切な人と一緒に横浜に訪れてほしい。このループが続いていくと、僕の大好きな横浜という町がもっともっといろんな人へ魅力が伝わっていくと思う。僕の大好きな横浜を、もっと皆さんも好きな街になるだろうと思って」としていた。
ゼロから始めた社長業。高橋は「キツいっす」と本音を打ち明けつつも「でも、それ以上に楽しいっす」と笑顔。「現実がエグいっすね。現実の重さが…。僕、メールの打ち方も知らなかったんです。たぶん皆さんは当たり前に多分やられてると思いますけど『何々株式会社何何様 お世話になっております』と。僕はいつも『お疲れです!お願いします!』みたいな(笑)。ギャップを感じます」と笑わせる。
そして「責任は桁違いだと思います。たくさんの方に携わっていただいてる中で、僕は今このフェーズの段階でいろんな方の人生を背負ってる。うちに来てくれた社員の中でも、いろんなキャリアを積み重ねて、いろんな思いがあってやって入社してくれた。絶対に自分だけじゃない。絶対に成功させなきゃいけないという強い思いであります。商品作りに関しても、全て自分で決済してる。最後は自分で全部決断しているので、その決断の重さを感じます。1つのミスが横浜バニラ株式会社の全てに関わる。責任は思いなと感じますね」としみじみと口にした。
今の選択に後悔はないのか問われると高橋は「ないです」と即答。「もう1歩踏み出しちゃっているので。以前のところでも、かなりいろんな思いを抱えていた。簡単な決断ではなかった」と話す。「夢として抱えていたものが多くあった。簡単に割り切れるものではないですが、1歩踏み出したら進むしかない」と前を向いていた。
『塩バニラフィナンシェ』(1箱6個入り・個包装/2160円)は、横浜で生まれ育ったCEO高橋が、自身が思い描く横浜のイメージを基に企画・開発を推し進めた横浜発ギフトスイーツ。高橋の理想を追求すべく、過去に有名ギフトスイーツを手がけた豊富な実績を持つパートナー企業各社から業界のプロフェッショナルたちが集結し、素材から製法まで徹底的にこだわって開発を進めてきた。香り高いブルボンバニラビーンズやピンク岩塩のやわらかな塩味、直火焦がしバターが包み込む、濃厚でリッチなコクなどが特徴となっている。
この日は、朝5時30分から整理券の配布をスタート。配布予定の1280枚が8時時点で配布終了する人気ぶりだった。
POPUPの期間は、きょう22日から3月4日まで。